47)バイクに乗って旅に出た2005夏(その四)_
副題・・・「荷台に乗った少年」
軽自動車の窓越しにニコニコ話をするじさまと保冷ボックスに手を突っ込む少年の写真
1) じさまはそのまま車を止め窓越しに話しをします。実は行きに林道を走っていて、下の方に降りている白い軽自動車は見ていたので、それでしたかと聞いてみると当たりでした。

 先の大雨で川の形が変わり魚の獲れる場所も変わったそうで、 この周辺には魚が獲れる場所が何箇所かあって、そこらを廻っているそうです。少年は座っているコンテナボックスを開け、中の保冷箱の中から大きな獲物を探っています。
両手でしっかりと魚を掴みこちらを見ている少年の澄んだ瞳の写真
2) 得意げに手掴みした獲物を見せる少年。
魚を落とさないようにしっかり両手で掴んで川で魚を掴まえた時の様子を実演付きで説明してくれています。四国の山奥で魚とたわむれる少年の夏休み。アメゴという魚で、岩魚、山女系の魚で食べると旨いそうです。
走り去る軽トラックの荷台で手を振る少年の後ろ姿の写真
3) 別れ際に手を振る少年、もう一方の手はしっかりと荷台のフレームを掴んでいます。自分の安全は自分で確保する。落ちたらヤバイと感じるからしっかりフレームを掴む、危険は教えられるものでは無く「自ら感じ、自ら防ぐ」もの、

 剣山林道のような激しい場所で、座席に座らず荷台に乗る少年との出会いは、遠い昔の記憶にある森の中で見た真紅の小鳥に出会ったような清涼な感激でした。自らの自由をしっかり掴み獲って大きくなるんだぞ!と、「荷台に乗った少年」を見送る「バイクに乗った元少年(笑)」
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