47)バイクに乗って旅に出た2005夏(その四)_
副題・・・「やさしい焼酎」
適度に角がとれて丸くなりつつある焼酎の一升紙パックと携帯用ガスコンロでお湯割するための湯沸かしている野宿の一場面を写した写真
 それはがんばれ難病患者日本一周激励マラソンの九州ステージでの出来事、いつもの事ながら、宿への到着が遅く宿の夕飯にありつけないので、近くの居酒屋に入りました。

 メニューを見て適当に食事を頼みつつ、酒を注文する段になって、???メニューに酒が無い???ここは居酒屋だよね?という雰囲気から日本酒はありますか?と聞くと、店主の表情が曇り、「なんでそんなもの飲むんだ?」ってマジックで殴り書きされた顔から「無い」の一言、

 ・・・で、「郷に入らば・・・」で焼酎のお湯割を飲む事に、「何でくそ暑い真夏にお湯割なぞ飲む必要があるわけ?」などとブーたれつつ、ピリッと小粒の柑橘系と元気なニンニクスライスを効かせた新鮮なカツオの刺身を追いかけて、件のお湯割を一口、・・・二口、・・三口、四口、・・・。もう一杯。

 疲れきった身体になんとやさしい飲み口、そして駆け抜ける爽やかさ、まるでスポンジが水を吸うように、身体にするする入っていきます。
 その一件以来、バイク旅には焼酎を連れて行くようになりました。
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