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1-2)蝦夷鹿の話(その一)
 テントと比較すると蝦夷鹿の大きさがわかります。 奈良公園にいる鹿よりも大きいのです。 基本的に動物は北に行く程大きくなる傾向があるようです。逆に南の屋久島に暮らす屋久鹿はとても小さいのです。このとき何も知らずにテントで寝ていると、「フゴフゴ」「ミシミシ」「フゴフゴ」「ミシミシ」「フゴフゴ」「ミシミシ」・・・・・

 だんだん音が大きくなり、なにか得体の知れない生物が近付く気配がして不気味に感じます。「フゴフゴ」鼻息です「ミシミシ」草を噛み千切る音です。鼻息でゴミなどを吹き飛ばして草だけを食べているようです。
 
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