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3-1)蝦夷鹿の話(その三)
蝦夷鹿の親子 VS 人の子供

 蝦夷鹿の話(その二)の続編です。 蝦夷鹿の親子を観察していたら食事を終えたお姉ちゃん鹿がやってきました。 お姉ちゃん鹿は末っ子鹿と母鹿の中間に末っ子鹿と同じ方向を向いて座りました。
 
 午後になりキャンプ場に家族連れが到着しました。車の中から勇んで子供達が飛び出します。さっそく蝦夷鹿を見つけました。すでに遠巻きに観察している私を見つけてこちらにやってきました。
 そこで子供達に「三人でじゃんけんして勝った人が一人でゆっくり鹿に近寄ってみなさい」と指示を出してみました。 すでに小鹿は母鹿より「その場でじっとしていなさい」と指示をされています。

 さて、子鹿は母鹿の言う事を何処まで忠実に聞くのでしょうか?実験の始まりです。 じゃんけんに勝ったはいいけど、一人で行く事にちょっとビビリぎみの男の子が恐る恐る近寄っていきます。 そのぎこちない動きをみて女の子が笑っています。
 
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