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5-5)蝦夷鹿の話(その五)
 実は北海道では蝦夷鹿との衝突事故が絶えません。 それは危険を感じると一目散に駆け出すという蝦夷鹿の性質に起因するものではないかと思います。車を運転する際は、注意看板と路面に付いた不自然なスリップ跡などに注意し、基本的には減速をもって衝突事故を防ぐしかありません。

 不幸にして鹿に遭遇してしまった時には、まずはブレーキです。不用意にハンドルを切ると路外転落を招き重大事故に発展する可能性があります。特に夜間、早朝、夕方や、霧や雨等の視界の悪い時、新月や曇り等で月の出ない夜、街灯の無い真っ暗闇の道路、単独の高速走行時、等に危険が増す傾向があります。
 
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