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10)続_湧別原野オホーツククロスカントリースキー大会_2008
 地吹雪の特性上、地表面に近い程吹雪の密度が濃く視程が悪く、地表面より離れる、つまり高い位置ほど視程が良いのです。 大型車の運転台は乗用車にくらべてはるかに高い位置にあり、ドライバーの目線も高く吹雪の上方を見通す事が出来るので視程が良いのです。

 その反面大型車の後ろでは、車両が強力に巻き起こす雪煙によって極端に視程の悪い状態になってしまいます。吹雪の中をいい調子で走行する大型車に続くのは困難きわまる部分です。それでも国道などでは大型車と連なって走行せざるをえない場面もあり、その場合極端な視程悪化から道路中央寄りを走行してくる可能性があり、対向車とオフセット正面衝突の危険があります。

 この場合は道路左の矢羽標識を目安に、左端に寄って減速し、雪煙と後続車をやり過ごします。
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