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オロロン鳥(前編) 7)
 フェリーが天売港に着くと正面に巨大なオロロン鳥が出迎えてくれます。まるで羽幌町のオロロン鳥のオブジェと遠く向かい合うようにして鎮座しています。

 カッコウ〜と鳴くから「カッコウ鳥」
 オロロン〜と鳴くから「オロロン鳥」

 オロロン鳥(ウミガラス)は狭い岩棚に寄り添って通勤電車のような込み合った集団を作り子育てをします。巣は作らずに岩の上に直接卵を産み落とします。そのため卵の形は崖から転がり落ちないように極端な円錐に近い楕円形をしていています。そしてそれぞれに特徴のある模様があり、親鳥は模様を見て自分の卵の識別をしているようです。

 卵が孵(かえ)るとき、雛(ひな)が中から穴を開け始めてから完全に殻から出るまで数日もかかります。その間雛と親鳥は鳴き合って、お互いの声を覚えます。巣をもたない鳥なので、呼び合って声を聞き分けて親子を確かめているようです。

 卵が孵(かえ)るとき、雛が中から穴を開け始めてから完全に殻から出るまで数日もかかります。その間雛と親鳥は鳴き合って、お互いの声を覚えます。巣をもたない鳥なので、呼び合って声を聞き分けて親子を確かめているようです。
 
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