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オロロン鳥(後編) 4)
 赤岩の近くに顔を出している畳一枚程の小さな岩の上に「オロロン鳥」が直立姿勢で羽を休めています。仲良し二羽とちょっと離れて一羽の合計三羽の「オロロン鳥」=「ウミカラス」が、黒ゴマを撒いた程溢れている「ウミウ」達に混じって潜って餌を獲っています。

基本的に数に勝る「ウミウ」が岩を占領していますが、「オロロン鳥」が岩に飛び上がると、片っ端から「ウミウ」を蹴散らして岩を独占してしまいます。

そこに「オオセグロカモメ」が降り立つとこんどは「オロロン鳥」が海面に逃げ降ります。「オロロン鳥」の縄張り意識の強さと鳥達の力関係を観察する事ができました。

残念ながら対象が遠すぎて手持ちの機材では「オロロン鳥」の姿を撮影する事が出来ませんでした。
 
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