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オロロン鳥(後編) 6)
 日が沈み、星がまたたく頃になると、南西の方角からおびただしい数の「ウトウ」が第二派、第三派と次々に黒い弾丸のように飛んできます。

 「ウトウ」は上空で旋回を繰り返しながら、自分の巣穴を確認して、さらに暗くなるのを待って着陸するタイミングを計っているようです。
 
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