おまけの東北ツーリング(その四)
目次に戻る (その五)に進む
快晴の夜明け!潮風が心地よい!
拡大する
1)
 装備の紹介です。

 これはバイクに乗るときに使っているサングラス=アイウェァーです。散弾銃で撃っても貫通しない強力なポリカーボネート素材で出来ていて、目に有害な紫外線は通しません。

 右の折りたためない一体整形フレームに付いている薄茶色のレンズが可視光線透過率60パーセント、左のケースに収まっている手前濃い茶色のレンズが28パーセント、ケースに収まった予備の折りたたみフレームに付いたクリアーレンズが90パーセントです。このレンズとフレームの組み合わせは全てに互換性があります。

 昼と夜、晴天と曇天、雨天や雪等の使用条件でレンズを交換して使い分けています。三次曲面で顔に密着する形状のレンズは風の巻き込みも少なくバイクの走行に適しています。

 目にトラブルを抱えている人にもお勧めです。オークレーというメーカーです。10年前の頑張れ難病患者日本一周激励マラソンの時にはメーカーの担当の方が個人的に協賛してくれました。
拡大する
2)
 朝になって周囲を探索すると、意外と大きなキャンプ場であった事が解りました。管理人さんの話では、夏はなかなかの賑わいをみせるらしい。
拡大する
3)
 海を臨む高台に砲が設えてありました。幕末の戊辰戦争の時には北上する旧幕府軍の軍艦に向けてここから砲撃したとあります。この大砲、射程距離と命中精度はどのぐらいなのだろう?
拡大する
4)
海抜140mの断崖に建つ白亜の黒崎灯台
拡大する
5)
 三陸海岸を走ると町の入り口に巨大な防波堤が出現します。鋼鉄の扉を閉じれば鉄壁の守りを発揮するような作りです。過去の三陸沖地震での津波被害から作られたもののようです。

 その大きさに驚くよりも、この地域何処を走っていても、たとえ深い谷の中を走っていても鮮明にFM放送が受信出来る事のほうが驚きでした。防災情報の伝達の観点から何か特別な送信網を持っているではないかと想像します。
拡大する
6)
 防波堤に守られた町の商店街メインストリートです。すさまじい急坂。冬はどうしてるんだろう?綺麗に凍ったら強力なスパイクタイヤじゃないと登れないような気がする。
拡大する
7)
実際に三陸海岸を走ると、苦労して道を作った事が随所にみて取れます。
拡大する
8)
手彫りチックな古いトンネルを潜ります。照明設備は無し
拡大する
9)
三陸海岸から内陸の八幡平に向かいます。ほのぼのとした子供らの行列の風景
拡大する
10)
 ナビゲーションに最短で案内させて走ると、たまに面白い道に案内されます。これは近道か?旧道か?抜け道か?・・・参勤交代の道から、脱藩の道なんてのもあったりして、道は面白い。
拡大する
11)
たわわに実った刈り取り間近の田んぼと岩手山
拡大する
12)
 昼時に旨そうな店を探索していて見つけた飯屋さんに入る。店主が自信を持って勧める「きのこラーメン」を食べてみる。これはラーメンにベストマッチ、きのこのダシが旨い旨い!店主自ら山で取ってきたきのこを瓶詰めにして使っているという、

 メーカーに勤めていた店主が一念発起して開業させた店だった、そもそも旨いものを作って皆に喜んでもらう事が好きだったという店主は、料理も上手いし真っ直ぐな人柄も旨い、

 きのこラーメンと言えば、北海道の愛別町のラーメン屋にある舞茸ラーメンが旨いが、舞茸ラーメンは凛とした爽やかな旨さ、ここのラーメンは粘っこい深みのある旨さ、癖になる旨さだ
拡大する
13)
 店の看板から、元気なおばちゃんが一人で切り盛りしている小さな食堂をイメージしたものの、実際には元気なおじさんが一人で切り盛りしているレストランを改造したような店だった。

 厚着をしてバイクで行っても中で脱いで寛げる、元気なチァウォーカーの人なら挑戦出来そうなゆったりした作りになっている店だった。
拡大する
14)
 八幡平のワインディングロードを楽しんでいると、眼下に温泉を見つける。止まってみると・・・道路から露天風呂丸見えだわ(笑) 誰も入ってない事を確認した上で写真を撮った。
拡大する
15)
八幡平の周辺道路は面白い
拡大する
16)
どことなく北海道の阿寒湖横断道路の雰囲気もある。
拡大する
17)
くねくねクネクネ曲がった道をお腹一杯楽しみます。
拡大する
18)
 山間で湯気を見つけて湯浴みを楽しむ事に、山肌のいたるところからボコボコ温泉が沸き出しています。
拡大する
19)
 向こうの山肌から湧き出した温泉がそのまま流れてきて湯船に源泉掛け流し、この露天風呂の開放感はすばらしい。すっかり気に入って、ここから夕日を見送る事にしました。

 ここは歴史ある老舗の温泉宿、それでも女将は一見の日帰り客にも丁寧な対応をしてくれました。常連の泊り客に聞くと山菜料理がすばらしいらしい。

 あの美しい女将から想像するにそれは美味そうだ、でも何か話が噛み合わない?聞くと山菜料理に力を入れているのは大女将だという。・・・それはややしょっぱそうだ(笑)
拡大する
20)
 すっかり夜になってから走り出して山を下って周囲を探索していると、森の奥にキャンプ場を発見する。まだ管理棟には明かりが点いていた。入ってみるとまだ営業しています。

 これはラッキーと受付をすると、テントを張るのが面倒なら管理棟で休んでもいいよ、とのお言葉、ありがたくそうさせてもらいました。

 管理棟の地下には炊事場とトイレとコインランドリーがあり、24時間使用可能だそうな、この管理棟そのものも24時間開放していていつでも利用OKという事になっているそうだ、これは悪天候の時など心強い、

 手早く寝る準備をしてから椅子とテーブルで少し寛いでから眠りについた。
 極楽の露天風呂を出て、寒くて、ひもじくて、彷徨う事を覚悟して走り出したものの、運良く湯冷めする前に良い寝場所を見つける事ができました。感謝感謝!
おまけの東北ツーリング(その五)に進む
目次に戻る
下の写真をクリックしても戻ります