7)旭川バーサーロペットジャパン_2009(c)
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121)
 競馬場を後にして2周回目に入ります。厩舎群の横を抜けて進みますが、一周してくる間にコースに雪が積もって所々吹き溜まりが出来ています。
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122)
 天候もさらに酷くなって瞬間ホワイトアウト状態になる回数が増えていきます。
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123)
 2周回目の選手が続々と抜いていきます。
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124)
 今日の天気では降雪量が多く、スノーモビルのソリの後を使えるレベルではありません。 
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125)
 森の中では風雪も緩み、つかの間の息継ぎタイムです。
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126)
 坂を上りきると吹雪との戦いが始まります。
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127)
 必要以上に身体を冷やさないように、ベンチレーション(換気)ジッパーを閉めてフードを被り吹雪の中に突入します。
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128)
 コースマーカーが無ければコースと雪原の境目がわからなくなっています。
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129)
 他の選手も消耗しているようです。競技専用の薄いウエァーで走っている選手は相当厳しそうです。
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130)
 この選手は防寒用の上着を使っています。
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131)
 横殴りの風雪で風の通り道ではコースに雪が積もりません。
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132)
 風に向かって裸眼では目を開けていられない状況です。油断すると顔に凍傷を作ってしまう危険があります。
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133)
 風上からスズメが数羽飛ばされてきました、コース脇の枯れ草に掴まってこれ以上吹き飛ばされないように必死に耐えています。
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134)
 必死に吹雪に耐えるすずめ達の横を選手が我慢の走りで進んでいきます。
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135)
 指先がかじかんでうまく写真が撮れない状態になっています。肝心の距離表示が画面から切れてしまっています。
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136)
 ここから長い下りが始まります。丁度目立つ色彩の選手が先行したので、目印にして付いていきます。
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137)
 吹きさらしの長い下りでは油断するとあっという間に身体が冷え切ってしまいます。
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138)
 ここは周回コースの擦れ違いポイントです。
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139)
 スェーデンの本物のバーサーロペットは約90kmの距離をクラシカル走法で走るものです。旭川のバーサーロペットジャパンでも、それにちなんでクラシカル用のコースが切られているのですが、今日の天候では望むべくもありません。コース端に切られていたあろうカッターは完全に雪の下に埋まっています。
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140)
 今回の大会では悪天の為相当数のリタイヤ(途中棄権)が出る事は確実です。自分も朝の段階で3周は無理だろうと思い、2周で終わらせて早めに会場に戻れば、豚汁も食べられるし、十分写真も撮れるし楽しめるだろう、といった気持ちでいました。

 しかし吹雪きにぶっ飛ばされながらも必死に枯れ草にしがみついて耐えるスズメ達を見ているうちに何かのスイッチが入ったようで、とりあえずカメラと言い訳はバッグにしまって、完走の目処がつくまで全力で駆ける事にしました。
5)旭川バーサーロペットジャパン(a)

6)旭川バーサーロペットジャパン(b)

>7)旭川バーサーロペットジャパン(c)

8)旭川バーサーロペットジャパン(d)
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