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8)
恐る恐る中を見ると・・・ネズミと目が合いました。 なんと、まだ生きていました完全な失敗です。ガスをかける時間が短かったのか?懐中電灯で照らすと走り回るところを見ると原因はもっと根本的な部分にありそうです。とりあえず半死ににしてしまわなくて良かった。やはり確実に送るには溺死させるしかないか?

これから水を張ったバケツを用意して水没させるか?

でも既に刑は執行されている。ねずみの罪は清算されているはずだ、そもそもねずみの罪は何だろう?家の屋根裏に勝手に侵入して住み着いた罪、木材や断熱材を損傷させた罪、糞尿で汚染させた罪、食料を盗み食いした罪、等など、どれも許し難い、それでも殺してしまう程では無い、もうそんな悪さをしなくなればいいだけだ。

しかし自分の家からつまみ出したとしても、今度はよその家に入るようではまた別の問題になる。結局どんなに理屈を捏ねようとも、ねずみにはあの世にいってもらうしかない

ゆるぎない理論は判っている。ても、おびえるネズミと目が合った瞬間、かわいそうになってしまった。そもそも出来る事なら殺生はしたくない。それでも生きるためには食べなければならないし、害虫はたたき潰すしかない。

どうするか?

今夜のところは車の中のダンボール箱で一夜を明かしてもらう事にする。
 
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