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手首と骨盤の傷外固定 |
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修復手術を受けて |
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骨盤の創外固定器具を着けて二ヶ月過ごした
腹に付いた器具が邪魔をしてうつぶせにはなれず横向にもなれない。常に仰向けで寝ているか座っている状態になる。尻周りの血行が阻害され感覚が麻痺して常に痺れている。さらに尻の筋肉が落ちるにしたがって尾てい骨まわりが痛くてかなわない。俗に言う「床ずれ」の二歩手前の状態だ。タオルを丸めて尻の下に挟んだりいろいろ試してみた中で低反発素材の円座が一番活躍した。
粉砕骨折している右大腿骨は治癒過程で筋肉組織を巻き込む癒着を起こしてしまう。それを無理やり引き千切って動きを出すリハビリが日々続く。それは治りかけの傷口を引き裂くようなものでなかなかの痛みを伴う。しかし痛いからと手を緩めると益々癒着が強固になってしまう。
強制的に膝を曲げて太ももの筋肉に張力を与え痛い所を探り出し、その痛い所を「モミモミ」したり更に痛くするように攻撃を加える。傷は炎症を起こし熱を持ち腫れてくる。リハビリ後それを収める為にゼリー状の冷却材で冷やしている。
創外固定があるうちは膝曲げリハビリも仰向けに寝た状態で行うしかない。 |
そして二ヶ月を耐え、ようやくとれたと喜ぶと次に「楽しい楽しいリハビリメニュー」がまっているのだ(笑) |
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