10~19) 5月23日~6月1日
5月23日(月) AM5時26分「グランメッセ熊本」発
AM7時08分熊本VC_P(ボランティアセンター駐車場)着 フルで車両提供ボラ(車内の荷物は全部ボラPの一時預かりテントに)10時46分P発

活動内容
1)熊本市北区龍田弓削 個人宅(継続作業)
2)庭の倒壊石灯篭を集積場へ搬出、他
3)男4名+資材

前回の作業で運びきれなかった大物の処理作業、石灯篭は4つの部品から成り、(約50kg×3+100kg×1)現場は傾斜地に有り搬出する道路は傾斜10パーセント以上、一輪車無し、依頼者宅より隣接公園の集積場まで約50m有り、

運搬道路は急勾配にて交通量の多い道路に交差する。現場で危険と判断(高低差12m最大斜度20%を超える部分あり)

石灯籠は円柱形をしており、重く持ち難い、運搬時に落下させるとそのまま急斜面を転がり落ちる危険有り、
現場判断で大きな石灯籠のみ一輪車持参で次回作業にする考えが浮かぶも、目前の公園管理者より一輪車を借用する事が出来た、一輪車に石灯篭をロープで縛り固定し、4人全員で慎重に運搬し、作業を完了する。

重労働の募集に腕に覚えのある連中が集まっていた。行け行けの空気の中冷静に段取りして無事完了出来た事が嬉しい

見覚えのある場所だと思ったら以前「ちょんかけコマ」を求めて訪ねた中島工芸社の近所だった。

ボランティア輸送仕様

車の荷物を預かってもらう

バイクでボランティアに来ている人もいる
5月24日(火) 5時24分 グランメッセP発 
7時02分 熊本市VC_P着 10時48分VC_P発
1)東区長嶺西 個人宅 11時43分着 
2)落下散乱屋根瓦を敷地内集積 その他瓦礫集積 庭植木鉢配置、水槽設置場所修正 土嚢袋50枚 
3)男4 
*他VCで骨折事故があったもよう
14時06分終了発
14時29分VC_P着 終了報告
15時14分VC_P発
16時03分湯ラックス着
20時44分グランメッセP着 車中泊
5月25日(水) 6時02分グランメッセP発
7時01分熊本市VC_P着 10時31分P発 車両提供 10時59分着

1)西区春日 個人宅 ブロック塀撤去 男5女2 2台分乗 曇り時々雨 足場の悪い段差の部分で崩したブロックをバケツリレー中に足の上に落とされてしまう。安全靴を履いていなかったら怪我を負う所だった。

14時18分現場撤収 14時36分VC_P着 地元情報にて湯ラックス近くに「テントを張れる場所」有り
15時46分VC_P発 16時09分湯ラックス 18時03分テント場着 入り口付近にて管理者とおぼしき方に話を伺い幕営開始、19時39分設営完了 テン場はパチンコ店建設予定地のさら地

近日建設工事開始の為、6月15日までに撤収せよとのたて看板有り。入り口付近に管理人的な地元避難民のキャンピングカーと民営常設テント有り。

災害用仮設トイレ3基、ごみ集積場有り、震災直後は200台以上の車が非難車中泊し、隣接コンビニのトイレを詰まらせ、近隣ドラッグストアのトイレを詰まらせ、付近はゴミが散乱していたという

余震が落ち着き、避難者数も落ち着いた頃、それを清掃し、現状復帰させた実績から、管理会社より信頼を受け、ゴミ置き場を設置され、仮設トイレも増設され、期限を切って使用を認められている状態にある。

テント5~6張り、車中泊十数台程度 近隣住民の駐車場代わりになっている部分もある模様、湯ラックス隣接、ホームセンター、産地直売スーパー、セブン、ドラックストア、カー用品店隣接、好立地にベースキャンプを構えた。以後KBC(熊本ベースキャンプ)と記述

パチンコ店建設予定地の期間限定 KBC(熊本ベースキャンプ)

KBCには災害用トイレが3基設置してある
 5月26日(木) 6時07分 湯ラックス隣 KBC(熊本ベースキャンプ)発
7時01分熊本VC_P着 10時24分VC_P発 男3女2
二件 南区良町 個人宅 10時49分着 タンス、食器棚、本棚を屋外運び出し作業完了。
現場対応で網戸修理、工具で分解修正組み立て(スライドレール修正、車輪調整)
。10分で完了する事に震災以来困っていた模様。11時21分発
11時44分着 南区近見 落下屋根瓦撤去、崩壊土壁撤去、解体予定の土蔵整理、

*土蔵の中から大量の梅漬けの「カメ」が出てきた、ボラ依頼者の亡き父が健康の為に梅の木を育てる所から研究して作っていたという、一斗カメが壁一面三段の棚に並んでいる傍らにピンセットや測定器具のようなもの、研究ノート等が整理されていた。

土蔵解体で置き場が無く処分されるという、一同「もったいないね~」依頼主「食べて見ます?」どれどれ、プチトマト位の形の良いやつを一口で頬張ると刺激性の強烈酸味!思わず「昔ながらの梅じゅけだっ!」スッパマンの口になる(笑)

現代人の口に合わないらしく人にあげても喜ばれないという、しかし我々のような炎天下の肉体労働には最適ですよとフォローすると、是非他のボランティアの方にも熱中症予防の塩分補給にどうぞ、と、いただく話に・・・

さあどうやって一斗カメをつれて帰ろう?もし車の中でコケたら大惨事だな(笑)等と考えながら作業していると、依頼者の方がホームセンターで漬物用の大型タッパーを調達してきてカメから梅漬けを取り分けてくれました。

*後日札幌に持ち帰り山で知り合いに食べてもらった所、最高評価をいただきました。たまに飯ごう飯を炊いて熊本の味を楽しんでいます。

*朝のニーズマッチングの際「瓦礫撤去の重労働」に手を上げたのは、それなりの男2名女1名と、それなりでは無い、おしゃれ~な靴を履いた見た目「ギャルソネちゃん風」(笑)女子1名

マッチング班からニーズ表を受け取りチームミーティング、危険判定の倉庫に入る事から「ヘルメット」の無い人は資材班から借りていきましょう、全員分4つ、そして安全靴も借りていきましょう~

「私あります~」と、かわいらしい手提げ袋から、これまたかわいらしい靴を取り出した。とても安全靴には見えないそれに一同集まる。

華奢な見た目と裏腹にJIS規格の安全靴だった「へ~こんなのが有るんだ~」、「探したんです~」、袋の中には必要装備が詰まっていた。

関西方面から福岡の知り合いの所に泊めてもらっていて、朝一番の高速バスで熊本までやってきたという。

「人は見かけによらぬもの」瓦礫の詰まった重い土嚢袋にも怯む事無く皆と一緒に汗を流している姿に久々目からうろこ、それもうれしい気持ちにさせる心地よい目からうろこの活動だった。

15時14分撤収 15時41分VC_P着 17時07分VC_P発 17時30分湯ラックス着 21時06分KBC着

いただいた梅漬け

飯ごう飯で味わう!
 5月27日(金) 6時54分 KBC発 7時06分VC_P着 10時08分VCP発 西区戸坂町 男8 10時49分着 
*VC_Pにて2台分乗中、他車乗車リーダーが打ち合わせも無いまま依頼表を持って出発してしまう。当車VC本部に移動、事情を説明し依頼表のコピーを受け取り現場に向かう。25分タイムロス

1)落下屋根瓦等瓦礫処理、集積場に移動、一輪車運搬、運搬距離が長いのでもう一台一輪車を借りる事にするも近くの小学校に向かったボランティア一名が一時行方不明になる。携帯電話を紛失し彷徨っていたという。

2)廃棄ガラスの処理中に飛び乗る者有り、やんわり注意するも「鉄板中敷があるから大丈夫」と更に得意げに飛び割る。見かねてその丈の短い運動靴のくるぶしを指して、裾で巻き込み小石が靴の中に入るようにガラスの欠片が入りますよ

あわててその場を離れ靴を脱いでパンパンしていた。リーダーではなかったので年上の人に意見する事にためらいはあるも、怪我の発生を予見していながら知らん振り出来なかった。鉄板中敷を準備してまでボランティアに参加してくれた人の気持ちを傷付けてしまったか?

その程度の怪我は命に別状は無いし黙っていればよかったのか?しかし足の裏の厚い皮膚にガラスの欠片が刺さって割れると簡単には抜けない。カッターナイフとか先の鋭い刃物で切開しつつほじり出すしかない、それは結構痛い。かった(笑)

13時44分発 13時56分VC_P着 14時54分VC_P発 
15時13分湯ラックス着 17時03分ハンズマン着(地元大型ホームセンター) 21時27分KBC着

「ハンズマン」で大型工具を追加した
バール、ボルトクリッパー、大ハンマー、小ハンマー、タガネ等
熊本市VCにはこれら作業工具の数が少なく、ボルトクリッパーに関しては無いので、現場で作業性が悪かったり出来なかったりする状況があった。

それは事故や怪我の恐れのある大型工具の使用をさせたくない、ボランティアの範疇を超える作業はさせたくない、といった事情が有るに思えた。

しかしそもそもボランティアの範疇はどこまでなのか?「自発的にお手伝いする」という本分に照らして考えると・・・

たとえば
「瓦礫撤去作業、男性5名募集」というニーズに
1)高校のボランティア部の生徒5名
2)土木建築関係の作業経験者5名
同じ5名でも1)と2)では作業内容と危険度はかなり違う

熊本市VCで既に長期活動している同郷ボラに話を聞いてみると「実はマイ鉄線切りを持っている」という、「500mm(工具のサイズ)あればなんとかなるかな?」と、やれる人はマイ工具を持ってるらしい、やっぱりそうなるか(笑)

バール、ボルトクリッパー(鉄線切り)、大ハンマー等大物工具は名前を記載し、運搬時もVC資材とは別保管して、基本他者に触れさせず必要に応じて自ら自己責任で使用する

*連日の猛暑で発汗量が半端ない、週一回の洗濯で済むように速乾性のツナギとTシャツも買い足した
 
大物資材を追加した。右のステンレス角スコップは東日本大震災で揃えた
 5月28日(土) 6時53分KBC発 7時12分VC_P着 8時30分受付
雨天にてニーズ減少して8時45分には受付終了していた(あぶれた人多数) 10時19分VC_P発 北区龍田 11時24分着 男4女1 
一輪車二台 落下屋根瓦約300枚の撤去、集積場移動 悪天候により早めの終了 13時17分撤収 13時56分VC_P着 
翌日の活動は悪天候予想で募集人員が少ない発表(150名程度)本日の活動人数333名
14時39分発 15時02分湯ラックス着 19時44分KBC着 20時11分KBC発 徒歩、バスにて交通センターへ20時27分着 熊本市中心部商店街で飲食応援活動 翌日AM2時35分KBC着

商店街の看板に張られたボランティアに向けたメッセージ
復興支援ボランティア活動をされている皆様へ
熊本の為に温かいお気持ちと支援活動 本当にありがとうございます。
皆様お体の調子はいかがですか?
皆様への感謝の気持ちを込めてわずかではありますがお酒とソフトドリンク(各1杯200円)軽食で応援させてもらいます。
飲食店入り口に張られたメッセージ
本日のご来店誠にありがとうございます、地震から早1ヶ月
まだ前ほどの元気がない熊本はとても寂しいものです
そこで熊本のお酒を呑んで熊本をもっと元気にしょうと「復興フェア」を今酒湊で取り組んでおります、
ぜひみなさんで熊本を元気ににするお手伝いをして頂けると助かります!!!

熊本県産、無肥料無農薬米100%の日本酒
 5月29日(日) 休養日

連日熊本市VCにはボラ希望者が殺到しており、受付開始時間前に行列が出来て募集定員に達している、特に土日が顕著なので日曜を休養日にした。今日は悪天候によりボラ募集人員も少なかった(150名)

昼頃コインランドリーで洗濯をする。大型コインランドリーチェーン店では、被災民応援キャンペーンで割引料金で営業していた。

今回は煮炊きするキャンプ装備と食料は使用せず

習慣として新聞(熊本日日新聞)コーヒー、朝食と昼食はローソン(熊本南警察署隣接)で購入し、ゴミ箱とトイレと「WiFi」を使わせてもらう。夕食は近くの定食屋の焼き魚定食が主、風呂は「湯ラックス」のボラ証無料で入れてもらう、日々の作業で汚れるツナギ等衣類のコインランドリー代が一番の出費になる。

リサイクルショップで折りたたみ式の自立型アルミ物干し竿セットを購入、テント前室に設置してツナギ三着を着まわして一週間もたせる

水はけが悪く、強い雨が降るとすぐ床上浸水になるテント(笑)
 5月30日(月) 7時15分VC_P着 9時53分VC_P発 10時34分着 南区御幸木部 男5 倒壊ブロック塀撤去 

重労働募集にヘルメット持参の出来るボラが集まり 「8m×1m」+「4m×1m」のブロック塀撤去、敷地内保管、完了後隣の方のニーズも引き受け翌日も継続作業にする。

*依頼者の方に「魚のフライ」と「白熊アイス」等の差し入れをいただいた。(表紙の写真)

15時05分発 15時37分VC_P着 16時44分VC_P発 17時04分湯ラックス着 18時52分発 20時29分KBC着

ボランティア依頼表 (自家用車5名乗車+一輪車積載)
ボランティア活動は全て依頼表を元に行われる
 5月31日(火) 7時00分KBC発 7時11分VC_P着 10時32分VC_P発 11時17分着 南区御幸木部(継続作業)
ブロック塀撤去、土蔵整理、土蔵壁応急処理、男3女2 15時06分発 15時33分VC_P着 16時16分VC_P発

自らも被災している地元民ボランティアの方と一緒に活動する。
依頼者宅の土蔵が大きくひび割れていて縦長の隙間が開いていた。放置するとこれから始まる梅雨で収蔵物が濡れてしまう。地元ボラがそれを心配して率先して処置をしていた。

倒壊ブロック塀の片付けを済ませ、土蔵内部の整理をしながら、ありあわせの材料を使ってなんとかする。垂木にブルーシートを巻きつけた部材を隙間に詰め込んで応急処置をした。

*地元民ボランティアが率先して行動し、我々県外ボラが全力でお手伝いする。自分が理想としているチーム活動ができた。

依頼者の方も喜んでくれたようで、食べ物がたくさん出た(笑)

16時34分湯ラックス着 20時04分テン場着 日中一緒に活動した地元ボランティアさんは実はテン場のご近所さんだった、夜酒を持ってテントを訪ねてくれた。
20時45分よりテント飲み会、久々うまい酒を飲んだ。0時過ぎ解散、いつでも来てね~ 傘忘れてるし(笑)
6月1日(水)   7時07分KBC発 7時20分VC_P着 10時19分VC_P発 男3女2 10時40分着 西区上代
解体予定家屋内の家財の搬出依頼、家財全てをゴミ集積場に搬出して欲しいとの依頼、

現場に民生委員、町内会長が訪れ、ゴミ集積場は狭く道路にはみ出し通行の支障になるので出さないように依頼者を説得している。

ボランティアも地域の迷惑になる活動は出来ないのでVCに確認したうえで、依頼者に説明をして納得してもらい、活動をキャンセルVCに戻る。

VCに確認をする間、待機中の他のボラメンバーに周囲を探索してもらい、倒壊ブロック塀等のボラが必要そうな家屋にボラチラシのポスティング活動をしてもらう。

11時08分現場撤収、11時27分VC_P着 活動報告後、午後の応援作業有り、12時25分VC_P発 12時48分着 中央区国府 解体予定家屋の家財搬出作業支援

屋根が損傷している為至る所で室内に雨水が溜まっている。特に台所周りのたまり水は高温にて恐ろしく腐敗が進み異臭を放っており、排気バルブ付き活性炭入りの防塵マスクが活躍した。

14時28分撤収 14時51分VC_P着 15時44分発 16時03分湯ラックス着 17時59分 南区島町 コインランドリー
20時50分KBC着

*初の福祉案件、依頼者に納得してもらう事、近所の人に納得してもらう事、そしてボラ参加者にも納得してもらう事、わかりやすく丁寧な説明を心がける

活動詳細

1)~9) 5月14日~5月22日

>10)~19) 5月23日~6月1日

20)~29) 6月2日~6月11日

30)~35) 6月12日~6月17日

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