> 2) 8月19日~8月28日 <
 熊本市災害VCで活動
九州応援観光
8月19日(金) 熊本市VC活動 南区城南 解体予定家屋内家財運搬 男6名 6:30 受8:30 被災住宅を建て直す為 家財を一部仮設住宅に搬入、残りを敷地内に仮置きしたプレハブ物置に移す作業 近くの仮設住宅に当選した事が幸運だという依頼者、一緒に活動した地元民ttさんと繋がりがあったようで話が盛り上がる。・・・言葉が通じてる(笑)

非常時とはいえ他人を家に入れるのは大なり小なりストレスになる。やはり地元ボラ主導チームがいい 活動をしていく中で打ち解け追加のニーズを受ける 明日も継続活動に

プレハブ物置にはいざという時の為にエアコンが設置してあり更なる余震に備えていたという、猛暑の作業中の休憩場所として活躍した
8月20日(土) 熊本市VC活動 南区城南 継続作業 家財搬出 大型冷蔵庫移動 男4女1VC7:30 受8:30 前日継続作業 同じ現場に行く事は行く側も来てもらう側も安心感がある。マッチングで重量物移動の最適メンバーを集めてもらう

大型冷蔵庫を仮設プレハブまで移動する メジャーで寸法を測り ドアの通過、体を逃がす隙間、4人全員でリハーサル 毛布を敷いた上を後ろ向きで歩いて段差を確認 入念に段取りつけて作業 かつて運んだ冷蔵庫の最大サイズ最長移動 怪我無く事故無く皆笑顔!
銀行等でよく使われている受付番号発券機のレシートの写真 熊本VCでは受付時間になると列に並んでいる順番に受付番号を発行する
8月21日(日) 熊本市VC活動 東区 落下屋根瓦撤去 2トン車二台分 土嚢袋詰め敷地内保管 男2女3 後に他の終了した現場より順次増員 男10女10まで増員 気温36度猛暑日 2チーム交代制採用 人数が多く時間交代の分業制作業 散乱屋根瓦 使える物と廃棄分別 廃棄は土嚢袋に詰め 道路に面した車庫前に敷地内保管 

1)袋詰めは沢山積める事に達成感を覚えてしまう、運ぶ、積み上げに支障が出るので 「半分まで」 

2)運搬は最短距離を行きたがる、傷を付けたら大変、「駐車車両の狭い隙間は通らない」

3)積み上げは楽な手前に置いてしまう、全量積み切れない、「奥から順番に」

猛暑の作業で皆自分の事で必死になっている 作業手順から水分補給まで様々な指示を出す。それを増員到着の度に繰り返す事に・・・、

いちいち当たり前の指示を出して、その理由を説明する事に疲れてしまう(笑) 余震があっても道路側に崩れないように均等に積み上げる、活動人数が増える程、個としては指示が無ければ「しない」「出来ない」「考えない」とういう傾向にある
8月22日(月) 休養日 熊本市内リアカータイヤ探索 コオロギりんぎょう 宮本りんぎょう 26X11/2=\5500チューブ込み×2本ゲット 
熊本VCにて日本各地でボランティアをしながら日本一周の旅をしている若者と出会う、熊本VCにて長期ボラ活中。見るとタイヤがサイドヒビヒビのスリック仕様(笑)(磨耗限度超え) 御節介で交換する事に 手持ちのバイク用工具セットでやってみる。

タイヤの構造が通常のWOではない、縫わないチューブラーな感じでふんどし(リムフラップ)は使わない エアバルブの逃げを切り取る必要があり 昔の技術そのままに存在している リアカーのタイヤは既に日本国内では製造しておらず東南アジアの国から輸入だけという
 
リアカーホームボランティア縦断旅と大きく書かれたリアカーの写真 リアカーはこの旅の為に設計された特注旅仕様  寝床を引いて歩くヤドカリのイメージ(笑)
総重量180kg以上在りこれを地下足袋で引いている 見た目チャラ系な中身控えめ屈強男
8月23日(火) 休養日 リアカータイヤ交換 左側交換 17時半終了
外されたリアカーの車輪の写真 ひび割れたリアカーのタイヤの写真
チューブとセット交換 ヒビは全周にわたる!
バルブホールを切り開けたリヤカーのタイヤの写真 リヤカーホイルのタイヤを外した内側の写真
 バルブ穴を切り取る ふんどしは使わない
パンとサラダとコーンスープの朝食メニューの写真 益城復興屋台村の焼きソバの写真
湯らっくすの朝食 益城復興屋台村
8月24日(水) 休養日 益城町 南阿蘇方面探索 応援観光 カレー屋「栃の木」 崩落阿蘇大橋直近にあり、手前で迂廻路の誘導標識に阻まれて客足途絶えるも、「営業中」のマジック立て札を発見、くまさんの台所で夕食
熊本地震で枯れてしまった塩井社水源の写真 水の無い水路と放棄された水田の写真
地震で枯れた水源 枯れた水路と水田
枯れた水路脇にバラバラに分解して散乱している鳥居の写真 境内に表示してある水源保全の表彰状の写真
倒壊した鳥居 大切にされていた湧き水
阿蘇大橋崩落通行止めの表示がされた交差点の写真 通行止めの先で営業中を訴えるとちのきの看板の写真
通行止め看板の横に 営業中の看板が
ロケーションの良いテーブル席で食べる旨カレーの写真 趣のあるコーヒーカップでいただくサイホンコーヒーの写真
野菜を煮込んだ旨カレー 格別なカレー後コーヒー
8月25日(木) 休養日 中島工芸社訪問 店主も堀さんも既に他界 弟子さんに道具伝承 川尻工芸館紹介受け購入  15時半リヤカー破裂タイヤ交換 左右19時終了 原因は品質不良、後日返品交換 
タイヤの破裂した部分を指で開いて指し示している写真 破裂部位の内部チューブも同じように裂けている事を示した写真
タイヤが破裂した   チューブに膨れた痕跡
タイヤコードが千切れている場所を内側から写した写真 リアカーのハブベアリングを調整している写真
タイヤコードごと裂けている ついでに軸受け調整
高品質が当たり前の暮らしをしてるので不良品の存在を忘れていた。そもそも不良品は品質検査で弾かれ市場に出て来ないはず、しかし世界標準ではそうではないらしい。旅の道中で破裂しなくて良かった。
8月26日(金) 熊本市VC 南区とみあい 解体予定家屋片付け 男6女2 近くにセブン有り 震災以降手付かず初手入れ 解体前に祖父の軍刀等、貴重家財の発掘要請 猛暑日36.5度 倒壊家屋内ヘッドランプ作業

地震で倒壊し積み重なった家財より「サーベル」探し 閉鎖空間埃をたてないように発掘作業 直射日光の屋外作業 無風閉鎖室内作業 どちらも熱中症一歩手前の厳しい作業 無事軍刀 貴重家財発見

家屋解体が始まると全て廃棄物として処理されてしまうという 恐らくこの地震で文化財クラスの貴重品が多数廃棄されてしまったものと思う 倒壊屋根に上がると直射日光を浴びている屋根瓦から強烈な放射熱を受ける、まるで人間陶板焼き
袋入りの金時カキ氷の写真 猛暑には氷がありがたい
8月27日(土) 熊本市VC活動 南区 継続作業 倒壊家屋内片付け 南区とみあい継続 男9 倉庫内片付け 個性的な依頼主と共に作業する 宿泊の心配をして下さるも湯ラックス快適です
受付番号発券機から受け取った受付票の写真 100名募集に7時過ぎに並んで38番
8月28日(日) 熊本市VC活動 南区 解体予定家屋 片付け 男5女1+男4合流 夜リアカーマンと焼肉 翌朝天草方面に旅に出るとの事 長期ボランティアの前に旅人だった
軽自動車の駐車スペースに調度納まっているリアカーの写真 リアカー内部はカプセルホテルのような空間になっている。山岳用の一人テントに寝てる感じかも

五島列島回ったらもう一度熊本に帰って来るという
何処に向かっているのか? 当人にもわからないのかも
 
食べる応援 飲む応援 がんばってる姿を見に行く応援
カフェ 「茶庵 とちのき」
阿蘇大橋陥落により通行止めの先にある店舗は来客ゼロに 通行止め標識横にダンボール看板掲げて懸命営業 うまいカレー後の丁寧に淹れてくれるコーヒーが格別
 熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字河陽4375-9
 
洋食、定食 「くまさんの台所」
被災し断水続くも店の常連さんが運んでくれる湧き水で営業再開 話好きの店主が作る創作系定食が旨い
熊本県熊本市南区近見2丁目21-2
 

活動詳細

1) 8月10日~8月18日

> 2) 8月19日~8月28日 <

3) 8月29日~9月7日

4) 9月8日~9月16日

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