14)エスカロップ1100
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74)続 エスカロップ
北海道の東の端、根室の町に存在しているという
「エスカロップ」なる食べ物のなぞを解明しに行ってきました。
 当初日帰りツーリングの予定が直前になって事情が変わり、泊まりがけ一泊二日のキャンプツーリングになりました。 エスカロップとは何ぞや?テントを背負って東の端までひとっとびです。エスカロップを食べるために1100km走ってきました・・・という事でエスカロップ1100です。
 「エスカロップ」というネーミングはどこからきたのでしょう?との質問に、 「子牛の肉」の事をフランスの言葉で「エスカロップ」というのです、・・・と、発祥の店とされるシェエフ談、ついでに「オリエンタルライス」の由来は?との質問に明快な答えはありませんでした、

 ある店の創作料理が周りに自然に広まったというのが実の所のようです。長崎の「トルコライス」のような完全な市民権はまだ得ていないような印象でした。由緒正しい喫茶店では、着実に進化を遂げて皆に愛されるメニューに育てられていったのではないかと容易に想像ができました。今後も進化を続けるのではないでしょうか? 
北海道は根室駅前の風景の写真

1)昼時に根室駅に到着する。さて、「エスカロップ」いずこに?まずは情報収集から・・・

根室駅前食堂で聞き込みをしたときの、店のばあちゃんの写真
2)適当に見当つけてそれらしき暖簾をくぐってみる、すると・・・由緒正しきこの食堂に、「エスカロップ」は無いという!・・・おばちゃんから情報収集すると、・・・
エスカロップがメニューに有るとの情報の喫茶店の写真
3)駅から歩いて5〜6分程度の距離にある、「エスカロップ」を食べさせる店、銭湯の二階に営業する由緒正しい喫茶店だ、
エスカロップというメニューの写真ロースカツ定食のような感じ

4)これが「エスカロップ」だ、おわんに卵スープがついて¥750円なり

エスかロップの肉の断面の写真やわらかでジューシー 5)基本的にとんかつである肉の脂身に対して周りの衣は、サクッと軽めの香ばしい風味のあるクリスピータイプ、
 かかっているソースは、割とあっさり目のハンバーグソース系で、野菜の甘味が見え隠れする、ご飯の進むさわやかソース。
エスかロップの炒め御飯の拡大写真、香ばしく米が立っている 6)バターライスである、硬めの炊きたてご飯で作っているいるような、腰のある米粒に、ほんのり香辛料と粘っぱらない程度の油っ気とガーリック系の旨味の乗った、あっさりした炒め御飯、
エスカロップ発祥という店のそのメニューの写真、オリエンタルライスなるものも有る
7)二軒教えてもらったうちのもう一軒の店のメニュー「エスカロップ」と「オリエンタルライス」その下に「ビドックライス」とあります。
元祖という事になっているエスカロップの写真

8)これが元祖と伝えられる店の「エスカロップ」
この状態で¥800円なり、

その肉のアップの写真
9)ヘビーな衣をまとった、脂身のパーセンテージの高い濃厚な薄切り肉に、名古屋のデミグラソース系の、味噌をアレンジしたような甘味のあるベースのソースにケチャップの酸味と香辛料の刺激のある濃密なソースが浸るほど掛かっている
その御飯の写真
10)ねっちょり系の御飯に香辛料と油の乗った重厚な炒め御飯
エスカロップとオリエンタルライスとの対比写真
11)下が「エスカロップ」で、
右上が
「オリエンタルライス」
オリエンタルライスの写真、サイコロステーキ定食カレーチャーハン仕様といったもの

12)これが「オリエンタルライス」これにインスタントのヤキソバ弁当に付いている系の中華スープが付いて¥1000円なり、

その肉の断面の写真、脂身がきつい 13)牛肉である、既にソースベースの下味がついている肉に、ケチャップベースの酸味の利いたソースがたっぷり掛かっている、噛み締めると肉の甘味が出る そのカレーチャーハンの写真、しっとり系 14)カレーチャーハンである、わずかにチキンライス風味の漂うねっちょり系の炒め御飯、香辛料の刺激強め、
根室納沙布岬にある北方四島返還のオブジェ 15)根室に来たら納沙布岬、
・・・北方領土の国後・択捉・色丹・歯舞諸島・の4つの島々をモチーフにした大きなオブジェが平和の火をはさんで島々と対等している。
周辺に咲くハマナスの花の写真 16)岬に咲くハマナス
まぶしい光の中、根室春国岱(しゅんくにたい)で貝採りをしている夫婦の写真 17)春国岱(しゅんくにたい)根室半島付け根にある、砂洲、自然の宝庫。夕日を浴びて貝採りをする老夫婦 国岱(しゅんくにたい)に咲く黄色い花の写真 18)遊歩道脇に咲く花
国岱(しゅんくにたい)に広がる湿原の写真 19)湿地帯の中に木道が伸びています、 国岱(しゅんくにたい)の丹頂鶴の営巣地の写真 20)湿地帯は丹頂鶴の営巣地になっています。
国岱(しゅんくにたい)に伸びる遊歩道と海岸線の写真 21)一見何も無いように見えるこの場所には、かつての北海道全土にあったような、豊富な命の営みが存在します 海岸に打ち上げられた毛蟹の写真 22)高そうな残骸です。
草原に沈む夕日を見つめる写真 23)夕日を追いかけたくなる気持ちはどこからくるのでしょう 神秘的な色をしている神の子池の写真 24)摩周湖の伏流水が湧き出しているという「神の子池」
 入り口も出口も無い摩周湖には地底のトンネルを介した伏流水の出口があり、ここが一番大きなものとされています。かつて世界一と謳われた摩周湖の水質も近年そうではなくなってきています。「翡翠色」が永遠でああらん事を祈ります
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