11)雪中キャンプの様子
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そろそろ蒸し暑い季節がやってきますんで、一服の清涼剤を、と思いまして・・・。
 2001年2月にバイク仲間と厳冬期雪中キャンプをしてみました。 北海道の北湯沢温泉峡の大滝村というところです。この村には、公式競技に使用できるすばらしいクロスカントリースキーのコースがあります。雪が多く、寒さゆえに雪質がすばらしい遊びのフィールドに恵まれたところです。
人海戦術でまずは基礎工事に励む雪中キャンプ隊の写真

 この場所で、一晩のキャンプを張ります。まずは雪原を掘り下げて居住空間を作ります。 基礎工事の善し悪しが重要になりますんで、皆さん真剣に!?

基礎工事完了の写真

 積雪が足りなかったので、周りの雪でスノーブロックを作って壁の高さを稼ぎます。 ちなみにそのまま積み上げて天井まで作ってしまえば、北極圏に暮らすエスキモー式のイグルーという仮住居になります。

基礎工事をした上に工事用のビニールシートを被せて雪中宴会場の完成の写真

 雪を盛り上げたベースの上に四隅に支柱を立てて、工事用ビニールシートを被せて屋根を作ると、原始的な即席竪穴式住居の出来上がりです。

真っ暗な寒空の下、中では宴会をして盛り上がる明るい宴会場の写真

 楽しい?キャンプの夜が始まります。外は漆黒の闇、空は天然のプラネタリウム、テントの中は純白の焼肉会場、(雪の白アンド煙のまっ白ね)

焼肉の煙の立ち込める雪宴会場の写真
 キャンプといえば「焼肉」でしょう!と、いう事で、まずは炭火を起こして焼肉大会!
おでんをかき混ぜる鍋より立ち上る湯気の写真

 冬は「おでん」でしょう!と、いう事でたっぷり作ってます。

焼肉の煙がさらにひどくなっている写真
 某ビール会社のCMに出てくる焼肉対決のような、もうもうとした煙の中でひたすら食べ続けます。 フォグランプにゴーグル着用が望ましい(笑)
雪に作られた棚に載せられたウイスキーとビールの写真
 雪の壁を削って椅子を作り、酒の置き場も作ります。白熱の焼肉バトルで、あたりが熱気に包まれても、天然冷却装置により、常に飲み頃温度に保たれます。
おでんに群がるキャンプ隊員の写真
 たっぷり作った「おでん」もあっというまに売り切れ状態に・・・、
雪の上で花火を楽しんでいる写真

 キャンプといえば「花火」でしょう! と、いう事で、食べるのに飽きたら、外に出て「花火」などしてみます。
 冷えて透き通った空気に冬の花火が染み込んでいきます。

宴会場の床に一面轢き詰めたダンボールの写真  さて、寝る段になって、床一面にコンビにで調達してきたダンボールをガムテープで連結して敷き詰めます。 いよいよ雪の中で眠るために寝袋にもぐり込む雪中キャンプ隊員の写真  目一杯着膨れした体を、手持ちの寝袋や毛布を総動員して包まります。
 「ほれ、くっついて寝ないとしんじゃうんだよ!」・・・と、美しい夫婦愛の図、(笑)
寝袋より半身を出して背中に当たる部分の修正をしている写真  「なんか、背中のすわりが悪いんだよなぁ〜」 寝床にパンチをくれて整形し直すの図、相手は雪だから、好きな形に整形できます。 摂氏0度を指す温度計の写真  夜半を回ってマイナス20度以下になる頃には、皆、寒くて寒くて、寝るどころでなくなって、「泣き」が入り、安全な場所に撤退していくだろうな。という大方のみかたを裏切って、外気温はやさしい温度を保ってくれました。
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