幌加内なましば会2004・・・その二
作業に取り掛かる時間も重要で、早めに掛かるの越した事はありませんが、短時間で仕上げるためにはスコップやスノーダンプなどの掘削装備を充実させておく事で完成時間を短縮できます。また、ヘッドランプなどの雪穴内部での作業をするための明かりも必要です。
雪穴入り口で中の雪をスコップで掻き出している参加者の写真 21) 14時4分09秒
黙々と作業にいそしむ村人です。
この方、掘削装備が充実しているので、
時折休憩を入れながら、マイペースで進めています。
二人が中に入り掘り進み一人が外で雪を排出する作戦で作業を進めている写真 22) 14時4分28秒
3人力合わせて掘り進む高校生チーム
保護者がいないので、ちょくちょく見に来ます。
時間と作業進捗状態を見ていて下さい。
一人が中で掘削して、二人が外で排出する作戦で作業を進めるチームの写真 23) 14時5分33秒
急ピッチで掘り進む本州勢バイクチーム
村の中ほどに作られたかまくらの中に資材が置かれている写真 24) 14時8分29秒
なましば村土木現業所
スコップや、ダンボール、等の資材置き場です。
参加者はここから資材等を借りる事ができます。
入り口を大きめに開けてしゃがみながら作業を進める単独参加の写真 25) 14時9分24秒
北海道新聞社の記者の方が体験取材をしています。
雪が締まって、やや硬い部分に当たってしまいながらも、
苦労しつつ掘り進んでいる状態です。
入り口を小さいままで内部を大きく掘削している理想的な雪穴住居の外観の写真 26) 14時12分38秒
入り口は小さく地味ですが、風避けの壁も十分な大きさが有り、
雪穴周辺をスノーブロックで固めるなど上手に出入り口を
作っています。
広い雪穴内で小型のイスに座るなどして寛ぐ4人の参加者の写真 27) 14時12分55秒
しかも内部は非常に広い空間を確保していて、
4人が就寝するのに十分なスペースです。
出入り口を小さいままにして、
ここまで掘り進めるのは簡単な事ではありません。
準備万端でこれから作業を開始する体制の二チームの竣工式記念撮影写真 28) 14時15分50秒
こちらのチームは到着が遅く、これから作業開始です。
さりげなく装着した膝パッドからやる気がみなぎっています。
たまごの殻を組み合わせているようなイグルー作成風景の写真 29) 14時16分54秒
きれいなイグルー状の住居作成風景です。
周りの壁をスノーブロックで作り進み、
天井部分は骨組みを張った上に天幕を張って
屋根にする構造の雪の住居を作るという構想だそうです。
小学生くらいの子供がスノーブロックを切り出す作業をしています雪に膝をついて雪の壁に向かってスコップで切り込みを入れている写真 30) 14時18分05秒
スノーブロックを切り出します。
まずは切り出すブロックの大きさを決めて
スコップで雪に横方向から切れ目を入れていきます。
立ち上がって上から雪にスコップで切れ目を入れている写真 31) 14時18分25秒
こんどは縦方向に切れ目を入れていきます。
壊さないように慎重に作業を進めます。
自分で抱えられる大きさを見極めるのも重要です。
しっかり雪のブロックを切り出して抱えてそりに積む段階の写真 32) 14時18分49秒
十分に切れ目が入った所で両手で抱えるようにして
ブロックをそっと取り出し、そりに乗せて運びます。
このように、作業を分担して家族総出で、
雪の住居の作成に当たります。
このスノーブロックは何処に使われたのでしょうか?
短めの電話ボックスくらいの大きさに作られた半透明のオブジェの作成風景の写真 33) 14時21分21秒
スノーブロックで周囲を固めた後で、
内部に鳥かご状のフレームをくみ、半透明な幕帯で覆う事で
内部の照明によって不思議なオブジェになる事を狙って
作れられた、観賞用雪のオブジェ。
あまり距離を開けずに二箇所から掘り進んでいるチームの作業風景の写真 34) 14時26分30秒
本州チームは二箇所から穴を掘り進み、
内部空間を広げた後に片方の穴を塞ぐという作戦に出た。
なましば村役場かまくら内部で受け付け用紙に記入している住人の写真 35) 14時32分00秒
これから受け付けをして作業開始しようとする
初期雪中キャンプメンバー
表札を受け取り住居作成予定地でこれから作業開始しようとする二人のなましば住民の写真 36) 14時43分35秒
この場所に洞窟を掘って雪の寝床を作ります。
開村式まで約1時間半でどこまで作れるのか?
6人がかりで作業を進めるチームの作業風景の写真 まだまだ6人寝られる空間には程遠い! 37) 14時45分25秒
6人組2親子混合チームはようやく作業が軌道に乗った感じです
左右の入り口から掘り進み、内部で繋げて空間を広げてから
片方を閉じて完成させるという作戦です。
80個ほどのアイスキャンドル作成風景の写真 38) 15時22分40秒
アイスキャンドルの準備も着々と進んでいましたが、
いかんせん、気温が下がらないので、
急遽スノーキャンドルの作成に切り替えて対応しています。
三人寝るには十分な広さを確保したかまくら内部の写真 39) 15時29分56秒
ついに高校生チームの住居がほぼ完成しました。
床に断熱マットを敷き詰めて、上に寝袋広げて、
カメラを向けたら余裕の「ピースサイン」です。
トン汁と甘酒であったまってくださいな、
疲れながらも苦闘を続ける本州チームの作業風景の写真 40) 15時30分43秒
本州バイクチームはややバテ気味の作業スピードです。
アルコール燃料の過剰摂取が原因か?
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