患者さんが不自由な手で漬けてくれたきゅうりの漬物。夕食の席に、控えめに差し出されたタッパの中には思いやりがぎっしり詰まっていた。少しずつ、いつまでも噛み締めながら酒を飲む。 会食が終わり、部屋にもって帰ってその日のうちに全部食べてしまいました。