次へ
トラブルの神様_7)
 レギュレターアッセンブリーを取り外し、切開されたオルタネーターカバーも取り外した状態です。整流器盤(ダイオードボード)とローターコイル軸のスリップリング電極が見えています。スリップリングは12万キロの走行によって相当汚れています。これでは接触不良がおきてもおかしくありません。

 本来はオルタネーターを車体から降ろして整備するものですが、このバイクの場合、ABSユニットを取り外さないとオルタネーターは着脱できません。ABSユニットはブレーキの油圧をコントロールする装置ですので、取り外すにはブレーキの油圧配管を外す事になります。それはとてもとても面倒な事なので、そうしないように、工夫して搭載状態のままで車上整備をしています。
次の写真に進む
表題に戻る
下の写真をクリックしても表題に戻ります