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6-2)
 たいこの上で軸の上方を両手で挟んで摺り合わせるようにして直接手で回します。それは竹とんぼを飛ばす動作に似ています。

 動作を繰り返して徐々に加速させて十分に回転速度が上がって安定した所で、ピンと張った釣り糸を軸に絡ませると、こまが釣り糸を手繰りながら上手に綱渡りを始めます。釣り糸が見えにくいので、まるでこまが空中を漂っているように見えます。

 綱渡りの出発点から終了点まで緩やかな傾斜になるように糸を張ると、こまは自分の位置エネルギーを回転力に変えて進み続けます。まるで位置エネルギーで滑空するグライダーのように終了点に舞い降ります。
 
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