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6-14)
 阿波踊りの原点といわれる輪踊りを行う連です。

 この連は楽団のみで構成されているようで、踊り手は通りすがりの観客です。

 ここでは楽器や音声に電気的増幅をかけていて、男性ヴォーカルのアレンジや女性ヴォーカルの阿波おどりの囃子「よしこの節」が聞けたりと、楽器とボーカルと踊り手が織り成すある種の路上ライブ状態になっています。

 メンバー紹介などトークもあり、落し物の照会まで飛び出すアドリブの利いたヴォーカルです。四本並んだ「新町橋よいよい囃子」のぼりの横にスピーカーが設置してあります。

 伝統を追い求める方向と、原点を追い求める方向、それぞれ微妙に角度は違うけれど、格式と柔軟性を持って未来へ続けて行く。 阿波踊りの本質は奥が深そうです。 
 
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