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オロロン鳥(前編) 14)
 駐車場の片隅に丸々と太った猫様がいました。このネコ様は、「ウトウ」の巣穴の前でじっとしています。それは中に雛がいる巣穴には、必ず親鳥が帰ってくる事を判った上で帰りを待ち伏せしています。ネコに眼を付けられてしまったこの巣は一家全滅です。

 ここは奥の茂みの中にある巣穴への出入り口になっていました。親鳥は駐車場付近の開けた場所に着陸して、茂みの巣穴へ向ってここを駆け抜けていきます。ネコはそれを判った上でバックホームを待ち構えるキャッチャーのように陣取り、一晩中夜が明けるまでウトウを追い回していました。
 
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