83)元旦宗谷岬ツーリング2010(その五)_92)_おまけ
とっかりセンター
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 2009年9月 「紋別市オホーツクとっかりセンター」に行ってきました。
 とっかりセンターは怪我をしたり親とはぐれたりしたアザラシを保護して自然に帰す活動をしている施設です。20年以上前に民家の庭先にプールを作って飼育する所からスタートして、関係者の努力によってたくさんのアザラシが保護されています。

 将来に向かって人とあざらしが仲良く暮らしていける豊かな海を目指しています。
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1)
 普通の水族館のように水槽のガラス窓から中を泳ぐあざらしの姿を見る事もできます。
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2)
 一日数回の給餌時間になると、飼育員の方の呼ばれて広場に上がってきます。
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3)
 まるで笑っているような表情を見せるゴマフアザラシくん。彼らには一頭一頭名前が付いています。本人も自分の名前を認識していて呼ばれると反応します。この子は台の上がお気に入りみたい、保護してくれた舟の名前や人の名前がつけられた子が多いようです。
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4)
 手を挙げてと合図するとご覧の通り、たまにさぼっている子がいて飼育員のお姉さんが名前を呼ぶと呼ばれた瞬間にピシッと手が挙がります。
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 「あ〜ん」とお口お開けて、・・・とお医者にかかると言われる事、あざらしの健康チェックの為の一芸です。
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撫でてもらって嬉しそうなあざらしくん 尻尾の形がなんともかわいい
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7)
 飼育員のお姉さんも楽しそうです。
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8)
 直接触らせてもらえる事もあるようです。綺麗に洗った手で撫で撫ですると、ぷよぷよしていて柔らかくて温かいです。 
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まるで幼稚園の先生と園児達のようです。
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伸び上がってひそひそ耳打ちしているようです。
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11)
 お姉さんからおさかなを貰ってなでなでされると、嬉しそうに目を細めて首がむにゅ〜っと縮みました。
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 親子連れがアザラシを触らせてもらっています。見た目はユーモラスでかわいいけど体重はゆうに100kgを越す大きさがあります。でっかい動物は怖い!でもかわいいから触りたい!必死の逃げ腰から伸びる小さな手、触って何を感じるか?
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給餌タイムが終わるとお姉さんに呼ばれて一斉にプールに戻ります。
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 アザラシの保護活動は親離れしてすぐの春と定置網にかかる秋が中心だそうです。
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アザラシの親子の絆が判りやすく解説されています。
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あざらしのオスとメスの見分け方は?
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 緻密な研究論文を読むと飼育の苦労とあざらしへの愛情が伺えます。
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 分厚い論文集を分けてもらった時に、おまけにコッコの写真と白い産毛をくれました。生後数週間の子供のあざらしは全身真っ白い毛で覆われているそうです。
あざらしのなまえ
 じっくり見学させてもらって「あざらし」という一括りではなく、それぞれに大吉丸とかマガオとか名前があり、個性がありひとつひとつの命である事を改めて認識させられました。

 あざらしという種族の大吉丸と、人間という種族のshingoが向きあっている。互いにお魚が好物で満腹になるとごろ寝する。実は二者はたいして違いは無い。

 ちなみに旭山動物園の人気のキングペンギン達には名前が無いそうな、それぞれに番号で呼ばれている。ペンギンは自分の名前を認識する事が出来ないのかもしれないし、外見上識別する事が不可能に近い?みんな同じ羽の模様をしていて同じ鳴き声をしている。ペンギンには個性は無いのか?

 ところが、繁殖時期になると、何故か21番のオスだけがもてるのだという、ほかのオスはまったくメスに相手にされないらしい、なぜ?と思う前にそんなことは当たり前だ、たとえば出席番号21番の子だけがチョコレートを貰えるのと一緒だ、もてるのもいればそうでないのもいる。

 
 同じ飼育棟に片目の無いペンギンが一羽いる。それは注意深く観察しないと判らない程に普通のペンギンと同じく元気に暮らしている。飼育員の方に聞いてみると生まれつきの奇形だそうな、

 それなら独眼竜正宗のように眼帯をつけた片目ペンギンのレプリカぬいぐるみを作って個として片目のペンギンをかわいがってはどうだろう?そのぬいぐるみの売り上げで傷ついた動物の保護基金を立ち上げたり・・・

どんどん話が脱線していくのでこのへんでおしまい。
*旭山動物園の片目のペンギン
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