116)東日本大震災 復興ボランティア活動 その15
 カウンターに飾ったひょうたん島のオブジェの写真
 大槌から連れてきたひょうたん島のオブジェ  
2015年7月6日から11日の日程で東北でボランティア活動をしてきました。

お土産に大槌町ショッピングモール シーサイドタウンマスト 2Fのショップで ニジのオブジェを買って北海道につれて帰ってきました。

ひょうたん島にニジがかかり、鮭が泳ぎ、カモメが舞う 豊かな大槌の海を表現したオブジェです。カウンターに飾って酒を飲りながら眺めています。

そっと入れ物を揺らすとテグスで吊られたカモメがゆらゆら動きます。
大槌のニジの集合写真
大槌町で被災者の方が作られたこのニジ達は、居酒屋人脈から新しい大槌町を作る盛り土を運ぶダンプトラックに乗って町内を走り回る予定です。
ニジの写真 ニジの写真
ニジの写真 ニジの写真
ニジの写真 ニジの写真
ニジの写真 ニジの写真
ニジの写真 ニジと人形の手芸作品とのコラボ写真 
材料や作業工程を工夫する事で一回目からきれいに作れるようになりました。
 ニジが完成してから、今回もニジの巣箱のシジュウカラの子育てビデオ上映をしました。
皆で食べる昼食を挟んで午後からは震災前の大槌祭りのビデオを見せてもらいました。そこには在りし日の大槌町とそこに暮らす人々が祭りを謳歌している姿がありました。各地区ごとの山車が町内を練り歩き虎舞を披露していきます。

それは見事に息の合った舞で、真剣に練習を行っている事が容易に想像できる動きでした。其々の地区ごとに競い合い切磋琢磨され、団結が強まり、洗練されていったものと思います。

皆で全力で舞っている姿、真剣に生きている姿が記録されていました。大槌は町の人口の約1割の方が犠牲になった被害が大きかった地域です。ビデオに映っている方も相当数存命では無いと思われます。

その後にやってくる運命を知る由もなく、全力で祭りを楽しむ姿が心に刺さり涙腺が緩みます。周りに気が付かれないようにごまかしながら目を逸らさずに姿を心に刻みます。

自分に伝える為に見せてくれている。ありがとうございます。その思い受け止めました。生かされた命、全力でいきます。

大槌には暫く行けませんが、ひょうたん島のオブジェに思いを馳せてその日を待ちたいと思います。
ロープスライダーは話が大きくなって
「安全度上げ上げ」×「突貫工事」になりました(笑)
 櫓の支えの木を使ったロープスライダー始点の写真
ロープスライダーの始点はやぐらを支える木に設置しています。個人の趣味の域を超える立派なやぐらは山林のオーナーが自力で建てたものです。木にワイヤーロープを巻く際に建設機械のゴムのクローラーを巻いて樹皮を保護するなど、木を傷めないように配慮しています。
3本のロープを束ねる三連滑車の写真
安全性を上げる為、三本のロープを張り、三つの滑車で連結して使います。自分を実験台にブレーキを使ってテストを繰り返します。
ロープごちゃごちゃの試行錯誤している写真
三本のロープに張力を掛けるシステムを模索中の図です

始点の木からロープを張って、終了点の木で滑車を使って折り返し、別支点の木から地上部でロープの張力を調整するシステムを作ります。50mのロープを張って端が僅かしか残らないので、スライダーの実質全長は約40mといったところです。

始点と終点の高低差が大きいので、滑走速度のコントロールが成功のカギになります。

安全性重視で滑走用ロープ2本と制動用ロープ1本の計3本のメインロープを使うシステムを構築します。

実施者の体重に合わせて適宜ロープの張力を調整し、滑走速度と停止位置を調整し、地上に降ろす動作まで行う計画で試行錯誤を行いました。
新鮮な短角牛のミディアム焼肉の写真
大槌町福幸きらり商店街 「みかドン」 岩手の短角牛
大きなあわびの写真
大槌町福幸きらり商店街 「みかドン」 岩手のあわび
花火を見上げるように飲み干す花火ールの写真
HANA BEER はなビール 花火を上げる寄付金付きビール
小ぶりで厚みのある野田荒海ホタテの料理の写真
野田村みなみの荒海ホタテ
フェリー埠頭で乗船待ちをしている写真
今回は急遽津軽海峡を渡って帰りました
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