37)サロマ湖100kmウルトラマラソン
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2004/6/27
 北海道のサロマ湖畔で行われる100kウルトラマラソンです。サロマ湖を一回りする100kmのコースを13時間以内に走り切るマラソン大会です。1999年日本一周激励マラソンのリハーサルの時に、激励マラソングッズを会場で販売させてもらって応援を募っていました。今回は昨年冬に発行された「がんばれ難病患者日本一周激励マラソン」の記録集をもって、マラソン会場で報告という形で販売させてもらいに行ってきました。
サロマ湖100kmマラソンに協力を呼びかける看板の写真 1)そこに住む人たちのさまざまな協力や力添えがあって開催されています。
道幅一杯に広がるマラソンランナーのスタート写真 2)午前5時、スタートの瞬間です。これから100kmものマラソンが始まります。
最初に現れる1kmの距離表示板の写真 3)スタート直後の1km地点です。100kmのコースも1kmから、千里の道も一歩から、一歩一歩確実に走り続ける事、マラソンに限らず理屈で解っていてもなかなか出来ない事があります。何故100km走るのか?一年に一度そういう自分への試練として100km走るのでしょうか?理屈は無く道があるから走るのか?
快調に走る澤本さんの写真 4)ランナー澤本さんです。今年はサロマンブルーというカテゴリーの青いゼッケンを着けて走っています。それはこの大会を10回完走して登録した人の証しということだそうです。・・・走ってる時は何を考えているのですか?と、「がんばれ難病患者日本一周マラソン」の時に聞いてみた事がありました。・・・特に何も考えて無いそうです。風を感じ、道端の草花を愛でながら淡々と走るといいます。
暑くて頭に水をかけてもらっているランナーの写真 5)今年は序盤より気温が上がりました、それに伴い給水場の水が不足し初めました。給水係りのボランティアが向かいの民家よりポリタンクで運び込んで急場をしのいでいましたが、ランナーの消費に追いつかずこの給水場はピンチを迎えていました。それを見かねた家主が家から散水用ホースを延長して給水をし始めました。ランナーは深々と頭を下げて頭に水を掛けてもらいます。
アンテナが敷設された100kmマラソンの中間計測地点の写真 6)50km中間地点です。半分でもフルマラソンより長い距離というところからもウルトラマラソンたる所以がわかります。それぞれの関門でタイムアウトが設定されていて、時間切れになるとバスに強制収用されてゴール地点に送られてしまいます。公道を競技に使っている関係上、タイムアウトはシビアに行われます。
小集団をつくって走っているランナーの写真 7)基本的には高低差の少ないコースですが、中盤に長い登り坂があります
サロマ湖湖畔の給水場の写真 8)湖畔の給水場です。国道の湖畔側を走っていきます。
サロマ湖湖畔を淡々と走るランナーの写真 9)青空と青い湖面をサロマンブルーと呼ぶそうです。そんな美しい景色の中ランナーはゴールを目指します。
あと1kmの看板の写真 10)ゴール地点計測タイムアウトまであと数分、夕闇せまる残り1km地点です。最後のランナーがゴールを目指して走っていきます。タイムアウトの瞬間までこの場所で見ていましたが、公式に完走した事にならない閉門になっても数名のランナーが後走車を引き連れてゴールに向けて走っていきました。

 13時間100km走って数分の事でタイムアウトになってしまう、かわいそうな気がしますがそれは競技である以上厳密な約束事なのです。
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