32)湧別原野オホーツク100kmスキーマラソン2003
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2003/2/23
 通称「湧別85キロ」と呼ばれるスキーマラソンが北海道は道東の湧別川沿いにオホーツク海を目指して行われます。一本のコースで85kmの距離を一気に走り切る日本国内では最長クラスのスキーマラソンです本場スェーデンのバーサロペットの90kmに迫るものです。写真画像で一気に走り切ります、雰囲気を感じ取って下さい。(横着してアルバムを全部スキャンしてそのまま載せました) 
雪深い森を貫く凍結道路を大会会場に向けて進む黒い大型バイクの写真 道路に撒かれた融雪剤を浴びて白く汚れた黒いバイクの燃料タンクの写真など
1)メインの国道は除雪体制が過保護なまでに整っており、粗悪な融雪剤の被害を避けるため凍結圧雪路面の裏道に回ります。 2)中湧別のだるま軒ではホタテフライ定食を食べるべしゴール地点の鉄道資料館前にベースキャンプを構えます。
スタート前に小用のため外の仮設トイレに並ぶ参加者と待ちきれずに周囲に立ちしょんべんする参加者のい写真 スタート直後の少し込み合った写真
3)スタート地点は北大雪スキー場です。気温マイナス10度以下です。恒例のトイレ渋滞もあります 4)スタート地点のみ、それなりに込み合います。 毎年参加のウルトラマン部隊です今年は5兄弟
スタートして湧別川沿いに早いスピードでどんどん下っている写真 大きなシャッターのある車庫のような建物の前にテーブル並べて一斉に給食を並べて参加者に配っている写真
5)スタートしてしばらく数キロは力を使わずに自然に下るほどの斜度があり、コース幅も十分にあるので、選手が適度にばらけてきます。  4)上白滝の最初の給食所です。ここまでは下り勾配が大きいお陰で比較的楽に到達できます。
車庫の中隅で、大きな鍋で牛乳を温めてコップに取り分けているおばちゃんの写真 給食所を過ぎて参加者がまばらになって広いコースを点点と走っている写真
7)最初の給食所であっても手抜き無しの十分な補給が受けられます車庫の中で暖をとる選手もいます 8)ここを過ぎると徐々に勾配がゆるくなっていき、コース幅も広がっていきます。
橋をくぐったり、国道ワ秋を走ったり、変化するコースを走る選手の写真 歓迎の小旗の中を給食所に向けて走る選手の写真
9)湧別川沿いにコースを取り、途中橋を幾つもくぐり道路を横断しなくて済むコースになっています。 10)白滝給食所です。ここまでは飲み物メインの給食を受ける事ができます。
選手の差し出すコップにジュースをそそいでくれているきれいなお姉さんの写真 湧別川沿いの川面から立ち上る水蒸気が付いて樹氷を作っている美しい林の中を進むコースの写真
11)ボランティアスタッフのお陰で参加者はスキーを脱ぐことなく給食を受けられます。 12)この場所では足早に通過する選手がほとんどのため、簡単に食べられる給食がほとんどです。
背中に亡くなった方への思い出のメッセージを書いた箱を背負って走る選手の写真 給食所のおばちゃん達とリラックスして話をしている選手の写真
13)旧白滝給食所です。 14)このあたりから本格的な給食が始まります。
片手で持てないほどの大きさのダンボール箱に一杯入った食べやすいように一口サイズに切られたバナナの写真 給食テントの片隅で調理する婦人会のおばちゃんの写真、鍋からおいしそうな湯気が上がっている
15)全体の4分の3より後ろの通過タイミングでも十分に食べ物があります。 16)裏方さんの様子です。風にあたらないようにしてホットミルクを作っています。
ちょっと狭くてきつい登り坂をがんばって上がる選手の写真 住宅街の中を封鎖して作ったコースの中を滑っていく選手の写真
17)旧白滝から丸瀬布までは、多少のアップダウンがありますが、基本的にゆるい下りです 18)丸瀬布市街地に入ると住宅の前の道路を封鎖してコースを提供してくれています。選手が通る度に太鼓を叩いて歓迎してくれます。
給食所の真中にドラム缶を半分に切った炭ストーブに赤々と燃える火に当たって暖を取っている選手達の写真 見ているだけでも楽しくなる程の種類の給食を美味しく頂いている写真
19)丸瀬布では、すでに腰を落ち着かせて休んでいく選手が増え出し、火にあたって和んでいます 20)ここでは、しいたけ風味の温かいそうめんが、おいしいメニューです。
給食地点の学校の玄関で一休みしている選手達の写真 自宅の裏にみかん箱を出して選手一人一人に剥いたみかんを手渡してくれているかわいいお姉さんの写真
21)給食の全メニューを制覇するには多少の時間を要する程の内容ですす。 22)給食所を出発して直ぐにこの大会名物の私設給食所の一号店が現れます。
ちょんまげを結ったカツラをかぶった駅伝の選手の写真 トン汁とおにぎりを配り歩くボランティアスタッフの方の活躍している写真
23)駅伝の参加者の中には仮装するチームもあります 24)ここではトン汁が出てきます
背中につけたゼッケンにいろいろ落書きされた選手の面白いゼッケンの写真 急いでる選手に手渡されるスポーツドリンクの写真
25)汁ものにおにぎりという最強の組みあわせです。 26)急いでいる選手には手元まで運んでくれます
自宅の裏庭を通る選手に家の中から手を振って応援するおばあちゃんの写真 ほくほくとした黄色っぽい甘そうな色をした美味そうな蒸かし芋の給食の写真
27)遠軽が近付くとますますコースは平坦になり沿道の民家の窓から声援を送る人も見られるようになります。大掛かりな私設給食所です。 28)ジャガイモの蒸かし芋の給食です。川を渡るポイントでは自衛隊員の方が安全確保に当たってくれています。
目の不自由な人とそれをサポートする人たちの一団が上手に走っている写真 美味しそうなサンドイッチにかじりつく選手の写真
29)遠軽町ではコースの勾配はほぼ無くなり、広い河川敷を進むゆったりとしたルートになります。 30)遠軽町の給食所にはご飯ものや麺類の給食があり、おいしいので食べ過ぎ注意です。
湧別川を渡る狭い難関の橋の上のコースの写真、風の強い時はとても危険です! 到着した選手に食べ物を差し出す小さな給食所の係りの人たちの写真
31)遠軽ではメーカーさんのワックスサービスが受けられます。 32)遠軽を過ぎると河川敷にプレハブを設置した給食所が現れます。
何も無い広大な雪の野原にぽつんと出現するオアシスのような給食所の温かなビニールハウスの中で湯気を上げるトン汁の鍋を頂いている写真 ホットプレートの上でじゅうじゅう焼けているいももちとかぼちゃだんごの写真
33)ビニールハウスを使った休憩所を提供してくれる私設給食所です。このあたりになると参加者も疲労しており、暖かなもてなしが染みるものです。 34)個性的なまきストーブのぬくもりと地元婦人会ボランティアの方々の明るい声援が大きな励ましになります。
夕暮れ迫る中、コース脇に用意されていた焚き火に火が付けられれていく写真 暗くなる中、コース脇に点点と連なるかがり火の光に導かれてゴールに向かう選手の写真
35)スタート地点で一緒だったウルトラの兄弟とゴールを目指します。日が傾きかけた頃コース脇のたいまつに火が灯ります。 36)夕暮れ空の中、かがり火の火に導かれるようにゴールに向かいます。現在はガソリンランタンも使われるようになっています。
すっかり暗くなったゴール地点の最終給食所のまわりで温かいてんぷら蕎麦を食べる選手達の写真 雪中キャンプに使った月面基地のようなテントとバイクの写真
37)ゴールでは温かな蕎麦やうどん、お汁粉、おにぎりなど、染みる食べ物が待っています。その後隣接する温泉に浸かってとろけます。  38)翌朝のゴールの撤収風景です。たくさんの方々の尽力があってこその大会です。 下は流氷に埋まるオホーツク海です。雪原のようです。
 雪国に住む人なら是非とも一度は参加してみる事をお勧めします。雪の無い南の国に住む人も参加すると感動できますよ。感動のゴールの後の一杯の掛け蕎麦を食べるために、85Km走ってみませんか?興味のある方はメールください。一緒に遊びましょう!バイクで来いとか無茶は言いませんよ(笑)
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