何かの動物の毛を緻密に咥えて運んできた。まるで天売島の善知鳥(ウトウ)が小魚を一連にして咥えてる姿にそっくりだ。器用に順序良く集めてきたのだろう。
そして柔らかい材料の搬入時は運び込むと直ぐに周囲に振りまくようにしていたのに対し、この材料は搬入後しばらく配置を考えてから一箇所にそっと置いた。
長さの均一に揃った硬めの材料を得る為に相当遠くまで行っているのではないだろうか?運び込むタイムスパンが当初より相当長くなっていることからの想像だ。
ふわふわの毛と硬い心材になる毛を混合する事で動かない空気の層を厚く確保する。それはまるで君らが着ている羽毛の保温構造そのものだ。
君らは自らの衣服の保温性の仕組みを知った上で同じ構造の巣を作っているのか?
もはやこれは「巣」などという十把一絡げの名称はそぐわない。極めて合理的に作られた高機能保温ベッドだ。自分が寝ているせんべい布団より数段すばらしい!(笑) |
巣材搬入 動画10秒 |
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ア)動画へのリンク (wmv形式 3.8MB)
https://shingo.ne.jp/04kotori/014_sijyuukara/0424/2014_04_24sijyu.wmv/ |
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イ)動画へのリンク (m4v形式 1.4MB)
https://shingo.ne.jp/04kotori/014_sijyuukara/0424/2014_04_24sijyu.m4v/ |
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*ア)とイ)は同じ動画です。ファイル形式だけが違います。お使いの機器で再生できる方を見てください。 |