小鳥室2020 ヤマガラ日記
2020年4月23日 ヤマガラ営巣開始 10日目 19)08時15分
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mp4ビデオ 2分45秒 12MB
https://shingo.ne.jp/04kotori/020_yamagara/0423/
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※高画質版 データー量注意 23MB
https://shingo.ne.jp/04kotori/020_yamagara/0423/
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針状巣材多量搬入 口元に苔状巣材混在

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2020_0423_081529_081556_19k 嘴の根元に苔を挟んでいる
素材の性質
巣材はしっかり咥えられている 頭を振っても固定がゆるぎない 調達時間16分なので遠くから運んでいると推察

多量の巣材を咥えると空気抵抗増加し 飛行速度が低下し 飛行性能も低下すると推察 動きが鈍い状態で長距離飛行する事は 天敵に発見されるリスクが増え 逃げ切れず捕食される危険も増えると思われます

そのため咥える巣材は なるべく空気抵抗の少ない状態で咥えて 途中で緩んだりしないように しっかり咥える必要があると思われます

苔状植物のように 多量に咥えると 単純に空気抵抗が増える巣材と比べ 針状植物は一列に並べ重ねて咥える事で 前面投影面積が小さく抑えられ 空気抵抗が軽減できると思われます

そのかわり 並び方向に平面が出来て 翼面作用的にも飛行に影響が出ると思われます そのため緻密に整列させて咥える事が重要になると思われます

ヤマガラはそれを理解していて きれいに並べて咥えていて さらに飛行中の個々の巣材の「ぐらつき」「振動」等を防ぐ目的で 弾力性のある緩衝材として 苔を挟んで咥えているのかもしれない

ヤマガラは巣材の素材としての性質を理解しており 性質の違う二種の素材を混ぜ合わせて 必要とされる材料の性質を得ている

固い嘴と固い針状植物の間に 弾力性のある苔状植物を少量挟む事で 太さの異なる細目の針状巣材にも 苔を介して力を伝えて 全体を安定して咥える事ができるのではないかと思います
仮説  sozai_kan_2020_0423_19
ヤマガラは弾力性のある材料を緩衝材として使用する知恵を有する
2020年4月23日 ヤマガラ営巣開始 10日目 19)08時15分 営巣ログ
a)巣材搬入
a_1)緑色_苔状植物類 1  少量混じる
a_4)針状_植物類 1
※調達時間 16分16秒
b)巣床作成
b_1)両脚を使って_巣材を撹拌細分_ 6
b_4)底板突っ突き_ 21
b_6)嘴で漉き込み_ 19
※滞在時間 2分37秒
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