小鳥室2020 ヤマガラ日記
2020年6月1日 ヤマガラ雛誕生 17日目 285)18時51分
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一羽目の巣立ち
285)_2020_0601_185044_185125
284)285)同じビデオ
mp4ビデオ 2分53秒 ※データー量注意 8MB
https://shingo.ne.jp/04kotori/020_yamagara/0601/
2020_0601_182843_185008_2m53s_8mb_240p4.mp4
=
※高画質版 データー量注意 18MB
https://shingo.ne.jp/04kotori/020_yamagara/0601/
2020_0601_182843_185008_2m53s_18mb_480p9.mp4
一羽目の巣立ち
巣穴から親鳥を呼んでも返事が無い状態で
親鳥に因らない本能/意思による単独巣立ち
飛び立ったヒナは一直線に窓の前を飛び抜け、家の裏の笹藪まで飛び、朝まで身を隠していたようです。夕闇迫る中、鋭く一直線に飛び去る姿を窓辺に一瞬目撃したので当初は給餌を終えた親鳥だと思っていました。

巣立ち瞬間のヒナ鳥とは思えない見事な飛びっぷりでした。(直線的な飛行軌道+早い飛行速度)
夜に巣箱カメラのデータ回収後に巣立ちを確認。

翌早朝藪の中から親鳥を呼ぶ声が聞こえており、給餌にやってきた親鳥と合流していたもよう。その後しばらくして笹薮から声が聞こえなくなり、ヒナが移動したのか、声を出さなくなったのかは不明。
第四の巣立ちパターン
a)親鳥の指示に因る巣立ち
 1)全員揃っての一斉巣立ち
 2)一羽づつ個別に連れ出す個別巣立ち
 3)ヒナに危険が差し迫った時に行う緊急脱出巣立ち
b)親鳥の指示に因らない巣立ち
 4)ヒナの自由意思による単独巣立ち
a_1)=通常巣立ち
a_2)=カラスの待ち伏せ対策
a_3)=蛇やテン等の巣箱の守りの効かない敵対策
b_4)=蛇等に夜間巣箱を発見されるリスク回避か?
今回巣立ちパターンb_4)を確認、これは親鳥がヒナの成長により巣箱に夜間滞在しなくなる理由にも通じると推察。(一家の全滅を回避している)

身体の仕上がったヒナが「一晩」滞在期間が短縮する事で、巣箱内で蛇に襲われるリスクが「一晩」減り、その分生存率が上がるという淘汰の影響による行動と推察。
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