幌加内なましば会2004・・・その三
アイスキャンドル等ではなくても、普通のろうそくを一杯持って来ると飾り付けがスムーズです。一つの美しさより、たくさん光があった方がより豪華に見えます。アドバイスとしては、外を飾るための明かりと表札を照らすための明かりと内部で過ごすための明かりの3種類が必要です。
雪穴内部から中腰で歩いて雪を排出しているちょっと苦しそうな掘削作業風景の写真 41) 15時32分33秒
北海道新聞社の記者の方も
体験取材で順調に掘り進んでいます。
上司命令だそうで、・・・かわいそうに(笑)
いやいや、仕事で遊べるなんて良いですよ。
全身雪まみれになって完成させた雪穴前での完成記念写真 42) 15時34分24秒
履いているジーンズはびしょ濡れになっていますが、
着替えを持ってきているので大丈夫との事です。
一応寝られる居住スペースを確保したようです。
雪の住居内部でイスとテーブルを使って美味しそうにトン汁を食べているなましば村住民の写真 43) 15時35分34秒
こちらはすでに完成して、内部でトン汁をいただいている所です。
雪穴前空間を上手に使って焼肉をしている4人組の写真 44) 15時37分21秒
こちらのチームは完成したかまくら入り口で、
焼肉を初めました。
時間の使い方が上手でとてもまとまりの良いチームでした、
内部で宴会が出来る程にすばらしい住居です。
私個人的に一押しだったのですが、
得票にはいたりませんでした。
次回の課題として専門的見地からの評価という事も
検討したいと思います。
雪穴の入り口に横向きに立膝をして構えて、内部の雪をうまく排雪している作業風景の写真 45) 15時37分55秒
内部で掘り進む人と、掘り出した雪を外に掻き出す人と、
作業分担して急ピッチで作業を進めます。
このように雪の上に座る事も多々あるので、
尻の下に敷く断熱性の有る敷物も必要です。
無ければダンボールにビニール袋をかぶせたものでOKです。
膝にはパッド装着でスノーダンプを使って内部の雪を排出する準備の良いなましば住民の作業風景の写真 46) 15時38分13秒
掘り出した雪を排出するのには、このような
スノーダンプが非常に有効です。
全身雪まみれになりつつ、雪洞入り口よりスコップで地道に排雪するなましば住民の写真 47) 15時38分41秒
掻き出した雪を排出する作業をスコップで行うと
このようにいちいち担ぎ出して歩いていかなければなりません。
すでに完成しているとても機能的に作られた雪の住居と住民の写真 48) 15時39分10秒
こちらも既に完成し、炭火を起こして寛ぐ体制になっています。
ここで何日でも過ごせるよ。と本人談。
煙突まで装備されています。
ベッドを配置した四角い居住空間内部の写真 49) 15時39分23秒
天井にはフレームを渡して天幕を張り
床にはベッドを置いて完全な寝床を作っています。
虫かもぐらのようにまあるい雪穴の中でもがきながら掘削を進めている写真 50) 15時41分37秒
雪が硬くて足でスコップを蹴り込んで掘り進みます、
まるで巣穴を掘っているかのような状態です。
会場の端の方でこれから雪洞掘削作業を開始する親子の決意写真 51) 15時42分56秒
こちらの親子チームは到着が遅れたため
これから作業開始です。
もう日没まで時間がありません。
間に合うのでしょうか?
膝をついて雪洞入り口より排雪作業にあたっているなましば住民 周囲に積まれた多量の雪のが作業がかなり進んでいる事を物語っている写真 52) 15時52分34秒
このように膝を付いて作業する事が多いので、
膝パッドがあると作業がしやすく冷えません。
スノーダンプっを使って俳雪作業をしているため、雪洞周囲がすっきり片付いている雪の住居の写真 53) 15時52分59秒
スノーダンプを使って効率よく排雪しているので
雪穴からの出入り口が非常に滑らかになっていて、
良好な作業環境で、掘削スピードも速く、
作業開始が遅い割には工事スピードが早いチームです。
2人用テントの周囲を雪で固めたシンプルな住居の写真 54) 15時55分27秒
寒々とした印象を受けるテントの住居。
その後のコンテストで
一番寒そうな住居の称号を与えられました。
なましば村入り口にあるような立派な門構えを作っている住居の子供の写真 55) 15時56分34秒
立派な門構えを持つ雪の住居の完成です。
内部も広々としています。

ここの家族の団欒の図が、
翌日北海道新聞に掲載されました。
100人近く集まった第一回なましば村住民の集合写真 56) 16時38分52秒
日没と共にアイスキャンドルに点火して集合写真を撮りました
赤や青や黄色といった色に光るアイスキャンドルに飾られた雪の住居の写真 57) 16時56分11秒
アイスキャンドルは各住居に持ち帰って
参加者それぞれの感性によって
綺麗にディスプレーされていきます。
入り口に透明なアイスキャンドルを飾り、雪洞内部にはオレンジ色の光を配置した雪の住居の写真 58) 17時01分16秒
こちらの住居は入り口が曲がりくねっており、
扉をしなくとも、冷気が進入しずらいような
構造になっています。
作業が一段落してアイスキャンドルで飾って一息つくなましば村住民の住居前の記念撮影写真 59) 17時02分22秒
午後5時を回ると急速に暗くなっていきます。
それに伴いアイスキャンドルの光が輝きはじめます。
キャンドルを配置して寛ぐテントベースの住居を構えた住民の写真 60) 17時2分54秒
テントの住居もこのようにキャンドルで飾り付けると
雰囲気が一変します。
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