=======はじめに======= | ||
「なまらしばれるミーティング」とは・・・北海道の方言で なまら=とても しばれる=さむい ミーティング=会 「なまらしばれる会」 略して「なましば会」と言う |
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主催 「なましば会」実行委員会 開催日時 2006年1月28日(土)〜1月29日(日) 開催場所 北海道雨竜郡 幌加内町 字政和幌加内町民保養センター「政和温泉ルオント」 |
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事の発端から現在までの経緯 |
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それは「なましば会世話人」をさせてもらう事になった私が毎年大晦日から元日にかけて日本最北端の宗谷岬でバイクで雪中キャンプをしている事から、夏場のキャンプしか経験の無い周りのバイク仲間達が、自分達も雪中キャンプをしてみたいけどどうなの?との盛り上がりで企画し札幌のバイク仲間数人で面白がって始めたのが厳冬期雪中キャンプでした。 | ||
最初は安全面の配慮から私の飲み友達の とある温泉宿泊施設の施設長の方にお願いして、全員宿泊する事をたてまえに温かな寝床を人数分確保しておいて、隣接敷地内に竪穴式雪の住居を作って、耐寒キャンプを行っていたものでした。 | ||
ところがその施設長の方が退職されてしまい、確実安全にキャンプを行う場所を失ってしまいました。そこで次期雪中キャンプ地を選定していた所、都市圏から程良い距離にある「道の駅幌加内」周辺が候補に上がりました。 | ||
天候悪化や予想をはるかに越える事態が発生した際には、安全を確保するために24時間暖房の効いた道の駅内部に一時退避して、体制を立て直す事が出来ると踏んだのです。 | ||
しかもそこはマイナス41.2度の日本一の厳寒記録を持っている町で、正に厳冬期耐寒雪中キャンプの適地でした。 | ||
本来ならばあらかじめそこを管理している所に許可を求めてから行うのが筋なのでしょうが、断られるのが落ちとばかりに、迷惑がかからなそうな所を見計らって、いわば「ゲリラ的」に雪中キャンプをしたものでした。 | ||
そこで「道の駅幌加内」に隣接する「政和温泉ルオント」管理者の方と知り合う事となり、断られるところか逆に、「そういう楽しい事はもっとやってほしい」との頼もしい言葉をいただき、「政和温泉ルオント」敷地内に竪穴式住居のスペースを確保して下さり、アイスキャンドルの差し入れまで頂き、避難場所として温泉内大広間の使用を許可してくださいました。 | ||
お陰さまでその雪中キャンプは成功裏に終わり、帰りしなの挨拶で、次回はもっとたくさんでやってほしいとの言葉を頂き、それでは札幌のバイク仲間に留まらず、周りにも声掛けますよ、バイク雑誌の全国誌に参加を呼びかけますよ、といったあたりで話は始まったものでした。 | ||
ところが何かの歯車が噛み合ってしまったようで、知らぬ間ににどんどん回り初めているようで、 雪だるまのように転がってどんどん大きくなっていってます。 |
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ゆくゆくは本州の雪になじみの薄い地域の子供達と、雪国の子供達の交流の場に発展してくれたら、大人がまじめに雪遊びする口実として最高なのになぁと思うのであります。 | ||
そうして行われた「第一回なましば会」は100人を越す参加者が集い、皆で楽しみ好評をいただき、次回に繋ぐ事になったのです。 | ||
すでに自分の範疇を超えつつあります・・・というのが現状ですが、 乗りかけた船ならぬ、漕ぎ出した船ですので、さらに成功させるために尽力したいと思います。 |
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参加される方は、単なるお客様ではなく、皆が一致協力して雪中キャンプを盛り上げる役目をもった、 なましば村住民として仲間意識をもって、一夜のなましば村設立に加わってもらいたいというのが世話人としての希望です。 |
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いかに大きく見える雪だるまでも特別な中身は何も無く、中心は小さな雪球であるという事をご理解下さい。 | ||
趣旨説明 | ||
場所は提供します。安全な避難場所も提供します。皆で雪遊びをしましょう。 それぞれの雪中キャンプを自由に楽しんで下さい。 |
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基本的に仲間うちの雪中キャンプの進化版ですので 形の定まったイベントではありません。 |
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仲間内のキャンプから、不特定多数が集まるキャンプになるにあたって、いくつかの確認事項があります。硬い文面ですが皆で楽しむ為の「お約束」として読んで下さい。 | ||
まず、考え方としては、 夏の海水浴シーズンに皆さんが家族や仲間内で普通に行っている海辺のキャンプと同じです。 (海原が雪原に)(砂浜の砂が雪原の雪に)(照りつける太陽の猛暑が風雪の厳寒に) それぞれ置き換えられます。 |
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そして楽しい海辺のキャンプの中にも、海で溺れたり、猛暑で熱射病になったり、砂浜を歩いてガラスの破片で足を切ったりと、危険が潜んでいます。 | ||
同じように雪原のキャンプにも、雪に埋まったり、寒さで凍傷になったり、硬い雪の上を歩いて滑って転んだりと、危険が潜んでいます。 | ||
いずれの危険も注意して防げるものです、そして防ぐのはそれぞれ個々の判断です、判断の出来ない子供については、周りの大人達が、家族や、仲間達、が目を配るものです。 | ||
今回の雪中キャンプについても、事故やそれに関する全てについて、自己責任における自由参加です。「この場所でキャンプしてもいいですよ」と場所を提供してもらうだけで、来るもの拒まず去るもの追わずです。利害も無く、金銭のやりとりもありません。したがって保険等にも一切加入していません。そういった意味での参加無料という事です。 | ||
なましば実行委員会主催となっていますが、実態は数名の有志世話人が手弁当でやっています。特別な組織ではありません。アマチュアの無料の集まりですので、責任能力も存在しません。 | ||
あくまでも自己責任、自由参加です。 参加を希望される方は以上の雪中キャンプの趣旨を理解した上で参加して下さい。 参加される方には当日受付でその旨の参加申し込み書兼同意書をいただきます。 |
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以上、自主的且つ自己責任において自分で行動を起こして楽しむという趣旨確認です | ||
その他 | ||
キャンプ参加者は温かな暖房の入った清潔なトイレを24時間いつでも使用できます。 (中に休憩場所まである立派なものです) |
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雪中キャンプに挑戦してはみたものの、深夜になっていよいよ寒くって耐えられません!と、なった時のための、床暖房の効いた極楽な寝床を用意していますので、その点は安心して下さい。 | ||
また、その極楽な寝床(温泉内休憩大広間)は一晩中開放していますので、いつでも逃げ込みOKです。初めからそれをあてにしての参加もOKです。 | ||
当日夜に会場内に「居酒屋なましば」が開店予定です。内容は乞うご期待! | ||
バイク仲間と強調されているように感じるかもしれませんが、ほとんど自家用車で参加する普通の人達ばかりです。一般の公共交通機関での参加ももちろんOKです。 | ||
昨年の最低気温実績は、「なましば会」当日に−22度 を記録しましたが、翌朝は−30度を越えていました。 | ||
ルオント内にはお土産物の売店とビールやジュースの自販機があります。酒とつまみとおやつ程度は調達できますが、商店ではないので主食になるような食材はありません。 最寄の商店まで約12km 最寄のコンビニエンスストアまで約55kmありますので注意して下さい。 |
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メールでの問い合わせは、なましば会 実行委員会(企画立案 佐藤真吾)まで⇒mail(アットマーク)shingo.ne.jp |
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