次へ
小さな傷でも大きなダメージ_2)
 良く見ると電熱線が溶断しています。その時に回りも広範囲に溶かしてしまっています。原因は砂利道での転倒の時に運悪くグリップ部分が接地してしまい、その時に地面の鋭い砂利の角にでもぶつかってダメージを受けてしまったものと考えられます。

 ダメージを受けて傷の付いてしまった電熱線は傷の部分だけが細くなる事で電気的抵抗が増え、発熱量が増大したものと考えられます。そうして周りの樹脂を溶かしてしまう事で発熱した熱が周りに伝わらなくなり、ますます電熱線は加熱し、最後には自らの熱で溶断してしまったものと推測します。
次の写真に進む
表題に戻る
下の写真をクリックしても表題に戻ります