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 さすが本場の品揃えです。それでもこの店では扱いがありませんでした。店主は目的の酒の扱いのある酒屋を地図を書いて教えてくれました。 早速探して行ってみると・・・通りに面した大きい酒屋です。店番のおばちゃんに○○○はありますか?と聞いてみたことろ、どこかに内線電話をかけながら「紹介のおきゃくさんかい?」と聞いてきました。ん?2〜3会話をして、通りすがりの観光客であることが判ると、「今は在庫ないけど他にもいいのがあるよ」と、話の方向が変わってきました。 話半分で切り上げて最初の店に戻りました。

 真夏の鹿児島で出会った焼酎のお湯割りに感化されて以来、普段から芋焼酎のお湯割りが好きで旅に出る時も連れて歩いている事を店主に話して、札幌に連れて帰る酒を一本選んでもらいました。

 良い材料を使って丁寧に醸せば旨い酒が出来る。小さな酒蔵でそれをやるからどうしても生産コストが高くなる。実はメジャーブランドが規模を生かして同じことをすると旨い酒が安く出来るのです。と、地域限定の酒を選んでくれました。 それはスーパーで安売りしている酒と同程度の値段でした。

 良い店主にめぐり合いました。こういう店に通う事が出来れば、味覚を育てて貰えそうです。その土地の酒はその土地の料理や水と連動していると思う。旨い酒を味わうために旨い料理があるのか?旨い料理を味わうために旨い酒があるのか?その両方だと思う。

 店先で荷物を解いて、パッキングしなおします。既に四国で買った栗焼酎とあわせて一升瓶二本と一升紙パックの合計約5リットルの焼酎を積んでいる走る事に、、、(笑)
 
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