元旦宗谷岬ツーリング2013_暴風雪に晒される宗谷岬
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夜になり本格的な暴風雪がやってきました。しかしこの時NHKテレビが行く年来る年で宗谷岬を生中継するという事で宗谷岬公園はテレビ用のライトアップで照らされていました。

本来は屋外でのキャンプシーンを中継するはずだったらしいのですが、暴風雪なので便所の中から全国中継していたようです。「背に腹は変えられない」全国放送生中継の事故防止の為には便所の年越し放送も仕方なしといった所でしょうか?

1999年7月25日がんばれ難病患者日本一週激励マラソンの出発式の当時、宗谷岬は暴風雨にやられて予定していたNHKの取材が出来なかった事件がありました。

それは出発式に参加している難病患者の方々を岬の突端で風雨に曝したままにしておく事が出来ずに、その場の判断で式の進行を早めて出発時間を10分程繰り上げたものでした。

NHKのカメラ準備が間に合わず出発の画像が撮れない事態にクレームがついたらしいのですが、マラソンはぶっつけ本番の一発勝負で再撮など出来ません。

個人参加のプロテレビカメラマンが自前の機材で嵐の中スタート映像を撮影していた事からも撮影が不可能な状況では無かったようです。

スタート映像が撮れなかった事で後に訪れる各県で「難病対策拡充を求めて日本一週マラソンで県知事に面会」というニュースに取り上げる時に困る事になります。

これにより初っ端からNHKとの関係が吹雪のごとく冷え込んでしまいましたが、後の各県では民放が熱心に取材して放送し盛り上げてくれました。

そのおかげもあって当時の国会の状況上正式には不可能だった厚生大臣に面会叶って直接請願できたものでした。

自然は人の都合では動かない、「状況に応じて臨機応変に対応すべし」という教訓を新年早々全国中継出来たのでは?
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