ミスターバイク誌12月号掲載記事

 12月号に寄稿された応援メッセージを紹介します。

応援しています。


  それは9月号を立ち読みしていた時の事。「男のジャーナル」に目をやると見たことのある名前、佐藤真吾氏。立ち読みを中止し、本を購入。家でじっくりと読む。彼は3年程前、私が主宰していたツーリングサークルに名を連ねていた。

 彼が事故のため入院中の時は私の夫の実家の近くの病院で、夫と同じ「名」という縁もあり夫が何度か見舞った事がある。その後音信不通となり、我が家も当時住んでいた地方の町より札幌へ帰ってきた。

 で、偶然その名を目にした。しかもその内容は、難病患者を励ますためのマラソンの伴走をバイクでしているというではないか。私自身も、ある”一生治らない病気”のため毎日一日4回の注射をし、これ以上悪くならないように日々生活している。

 立場的には難病と慢性病の間(子供がこの病気になると難病扱いになるが・・・・・。)それでもなんとかバイクに乗り続けている。そういった彼らの行動に更に励まされ、勇気づけられたお礼を。「がんばれ澤本さん、真吾君!」札幌に帰ってきたらお迎えに行きたいです。それまで体調、事故に気をつけて!(北海道札幌市 川又千雪)
 

 
 毎日走り続けるランナー澤本さんも大変だけど、同じ速度でサポート走りする佐藤さんの疲れはハンパじゃないと思います。そして寝る時間を削って左のレポートを書いてくれていますゴールは近い。(まりこ)
 

平成11年12月10日(モーターマガジン社)発行ミスターバイク誌12月号151ページ掲載

 
 メッセージありがとうございます。
気付かないだけで、周りには人知れず病と闘っている人達がいるんですね。今回日本中旅して見て、実感しています。”一生治らない病気”・・・重い言葉です。自分の経験を踏まえて出てくる「がんばって下さい」という言葉はあまりに軽過ぎます。

 もう明らかに負けると分かっていても、最後まで声を嗄らして応援し続ける高校生の姿をみて感じ入るものがありました。がんばってほしい人には理屈抜きに応援する気持と言葉を、

 「応援しています」という言葉には、思いやる気持が見え隠れします。いつかどこかで偶然会いましょう。その時までもその先もずっと元気でいてください。陰ながら応援しています。

 ミスターバイクの編集部員の(まりこ)さんには大変お世話になりました。裏側のどたばたを知っている人なだけに、見栄を張っても仕方がないんですが、それでも、走ってるよりはずっと楽ですよ。(笑)
                           ありがとうございました。  ・・・ライダー真吾談

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ミスターバイク誌1999年12月号掲載記事
 
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