副題・・・「水の力」
林道谷側の土止めのコンクリート壁が押し流された破壊の現場写真
1) これは2003年の破壊直後の現場です。

 解りにくいですが、画面の中央右上部の道路上草の中にバイクが写っています。その大きさから破壊の規模が伺えます。
道路谷側の土止めのコンクリート壁を新たに再建して復旧しつつある災害現場の写真
2) 一年後、半修復された現場です。二枚の写真を並べると修復の過程が見てとれます。
民家の屋根で作ったスプーンで削り取ったような破壊規模の路肩崩壊現場の写真
3) 大きな範囲で路面が削り取られていますが、車両が通行する部分より離れているのが救いです。
小沢から流れてきた大量の土砂によって、半分埋められた林道の写真
4) 小さな沢から大量の土砂が流れ込んでいます。土砂の石のサイズが比較的小さく均一なのが小さな沢の標準的土砂崩れの特徴です。
林道法面が植物と共に崩壊し、道を塞いでいる状態の写真
5) これは沢崩れでは無く、脆弱な法面が雨を吸って緩んで崩落したものです。根っ子を張って頑張り切れなかった残念な植物と共に流されて道路を塞いでいます。
大きな沢を通過する部分で、上流より流れてきた多量の土砂で埋め尽くされた道の写真
6) これは相当上部域からはじまる大きな沢崩れの現場です。流れてきている石の大きさが不均一で大きな石や植物等も混ざって、広範囲に埋め尽くしています。こうなると、道路自体が一種の砂防の役目を果たす状態になっています。
急角度の法面よりポロポロ落石が起きている写真
7) つまり、ここでは、「この程度では騒ぐに及ばず」という事です。
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