47)バイクに乗って旅に出た2005夏(その四)_
「尻で感じる」_6)
 特に激しく荒れた砂利道(ガレ場)の急斜面を上る時には、坂の途中で浮石に足元をすくわれても止まってしまわないだけの余裕をもった、勢い(スピード)(惰性)(慣性力)が不可欠です。

 ゆっくり進入しハンドルを切ってバランスを取れる限界の速度まで追い込まれた時、浮き石でバランスを失いかけたバイクは極めて不安定な状態に陥り、重力に逆らう登坂抵抗から逃れようと急激に左右に進路を変える挙動に出ます。また、途中で止まってしまうと再スタートが困難になり、ハイスピードで進入した場合は、浮石に隠れた岩による「リム打ちパンク」の危険が増大し、大きな浮石にハンドルを取られ突発的に進路を変えられる危険が増します。・・・「ちょいガレ場の急登」
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