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2-3)蝦夷鹿の話(その二)
 写真向かって左方向は比較的開けていて、その先に宿や民家などが在り、人間の生活圏になります。それぞれ子鹿達はそれぞれの母鹿の真似をする事で、注意を払う範囲を分担し、お互いに自分の見えない死角を補う見張りをしています。

 それぞれの子鹿達はそれぞれの親鹿の後ろ姿を見て休憩のしかたを学習しています。いつでも走り出せるように膝を折って座り、首を伸ばして辺りの様子を伺っています。決して足を伸ばして寝そべったり、横になったりしないのです。
 
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