2-10)蝦夷鹿の話(その二)
すこし離れて見ると、小鹿は保護色が利く場所にいるのに、逆に母鹿は周りの緑と体毛の茶色の色彩の差が強く、遠くからでもくっきり見える場所にいる事が判ります。 また、小鹿を逃げやすい方向に向けて座らせておいて、母鹿は逃げにくい方向を向いている事も、三家族合同での休憩との明らかな違いです。 実は母鹿の目線の先にはヒグマの通り道があるのです。
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