4-5)蝦夷鹿の話(その四)
人を恐れない蝦夷鹿達は、人が見ている目の前でも堂々と庭先の花壇の草花を食べてしまいます。 丹精込めて育てた草花を食われてしまってはたまりません、近隣住民はそれを防ぐ為に徹底的に網で囲うしかありません。
かつて人里に現れて畑を荒らすような鹿はハンターに撃たれて鹿鍋にされてしまいました。そうして自然な形で人の生活圏と鹿の生活圏に見えない境界線が存在していました。
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