1234567890 その参 |
イモリの黒焼きならぬオイルシールの黒焼きです |
いつの間にかオイル点検窓からオイルが滲むようになっていました。最初はたいした気にする事でもなかったのですが徐々に悪化していくので交換する事にしました。新しい部品を買って嵌(はま)っている点検窓をどうやって取るのか?確認するとドライバーでガラスを突き割ってこじり取るとだけいう事で簡単そうです。オイル交換のついでに変えようとしたのですが・・・ |

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周囲を清掃してオイル交換のついでに点検窓の交換をします。 |
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部品にあいている穴を使ってノーズペンチでこじり取ろうとしますが全く歯が立ちません。 |
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小型のスプリングプーラーを突っ込んで強引に引き抜こうとしますが、部品が変形してしまうだけで全く外れる気配もありません。 |
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様子を見ながらあれこれ試しましたが、部品そのものが壊れてしまう危険が出てきたので一時中断して作戦を立て直します。 |
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次の1チャンスで決める為に確実な方法を考えます。点検窓に開いている8個の穴を対角線で縫うように、太いステンレスの針金を4本通して一点で結線します。100kg以上の耐加重をもったステンレスの針金が8本がかりで引き抜く状態を作ります。 |
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8)
鉄のタイヤレバーを2本重ねてテコにして、ソケットレンチのエクステンションにコマを付けたものをテコの支点にして、結線した即席プーラーに架けて強力に引っ張ります。それでもオイルシール部が微妙に動くものの、なかなか取れそうで取れません。 |
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周りのオイルシール部はガラスの嵌っている圧力とは無関係に、オイルシールリングの圧力によって、気密が保たれる構造になっていました。単純に力だけでこじり取るのは不可能でした。 |
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またもや作戦変更です。かくなる上はオイルシール部をバーナーで加熱して取り外しました。手早く炙ってオイルシール部が柔らかくなった所ですかさず貫通ドライバーでこじるとニュルッと取れました。外してみると点検窓本体はベアリングのアウターレース並に強度のあるリングでした。オイルシールの黒焼きの出来上がりです。 |
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シール面に残った残骸をきれいに清掃研磨して、12.7mmのソケットレンチのエクステンションに点検窓にぴったりサイズのコマをつけたものを打ち込み工具にして、
潤滑を兼ねて耐熱性のシール剤を塗布して新しい点検窓を打ち込みました。しばらく硬化させた後オイルを入れて完成です。 |
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仲間とのツーリングの前夜にオイル交換をしておこうと始めた作業でしたが、ついでに・・・、とか簡単に考えてオイル点検窓に手を出してしまったのが運の尽き、貴重な睡眠時間はオイルシールと一緒に燃えてしまいました(笑) |
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