1234567890 その四 
空腹時の検査が基本です・・・燃料フィルターの交換作業です
 この部品は燃料タンクの中にあり常にガソリンに浸かっている部分です。取り外すにはまず燃料タンクのガソリンをほぼ空にしてから作業にかかります。
大きなキャンプ用椅子に乗せられたバイクの燃料タンクの写真
1)
 燃料残警告等灯が点いてからさらに50km以上走ってから作業にかかります。それでもまだタンクの中にはガソリンが入っています。外した燃料タンクは椅子に座らせると安定した作業ができます。
バイクの燃料タンク内側の開口部の写真
2)
 周囲のゴミやほこりをエァーで飛ばしてから燃料タンクの内側にある蓋を開けて作業開始します。
燃料タンクの補機類を格納している開口部を開いている写真
3)
 まわりのナットを外して燃料ポンプと燃料フィルター、燃料残センサーが付いたベースを引き出します。様子を見ながら燃料残量センサーにダメージを与えないように慎重に引き出します。
燃料関係の捕機類の写真
4)
 下から燃料ポンプ、燃料フィルター、ベース中央から伸びている針金が燃料残量計センサーと浮きを連結するバーです。このユニットを引き出す時に無理してバーを曲げてしまうと燃料残表示が狂ってしまい、満タンにしてもメモリ一つ少なく表示して満タン表示にならなくなってしまいます。

 なんの事は無い前回の交換の時にそれをやってしまいました(笑)今回はバーを曲げ直してそれを修正しました。
新旧二つの交換する燃料フィルターの写真
5)
 交換する燃料フィルターです。専用の締め具を使わないと締められないホースクランプが使われているので、交換の時は汎用のネジ止めホースクランプを用意して交換します。 
 このバイクは燃料タンクの着脱の時に燃料ホースにワンタッチカプラーが採用されているので非常に便利です。しかし燃料ホースカプラーに使われているオーリングは着脱毎に交換と指定されているのが微妙な所です(笑)
「124567890」の目次に戻る
下の写真をクリックしても戻ります