戻る
タイヤの内側に潜む罠_12)
 現場でのパンク修理も困難なものでした。普通にパッチを張っても削れた溝に沿って空気が漏れてしまいます。パンク穴の周りの削れて薄くなっているタイヤチューブを溝が消えるまで削る作業は慎重を極めました。しかもチューブの至る所がパンク寸前に削れています。そして噴出してタイヤ前周をヌルヌルにしているパンク防止剤を洗い流しての作業です。

 事故現場の地方の町に代えのチューブは在りません。どうにか修理をしてだましだまし札幌に帰りました。原因と結果をもってバイク屋を通じてメーカーにクレームをつけてもらいましたが、さすがはフランスの会社です。にべもありませんでした。写真は新品のタイヤチューブです。
表題に戻る
下の写真をクリックしても表題に戻ります