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続 エスカロップ 21)
 かつて通りすがりに入った街角の食堂で豚丼なるメニューを注文した事がありました。飾り気の無い小さな町食堂で食べたその豚丼の旨さに衝撃を受けたのは今から数十年前の出来事でした。

 それは美幌町のいこい食堂の豚丼でした。そんな旨い豚丼の記憶を手繰って美幌の町を探索しました。しかし残念な事に食堂の御主人が体調を崩してしまい既にお店は廃業していました。 強烈に旨かった記憶が漠然と残っていますが、細かなディテールは既に永遠に忘却の彼方です。 しぶとく近所で情報収集するも旨い豚丼にありつくのは絶望的です。
 
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