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 スタートから12km地点を過ぎたあたりで25km競技コースが折り返しになって50km競技コースと分岐します。

 ここでようやくピンクゼッケンの追撃から開放されます。それまでの常に後ろを気にする我慢の走りから、のびのびと大きなフォームでペースを上げて走り、遅れを取り戻します。
ゆっくりと周りの景色を楽しむ余裕も出てきます。

 しかし残りはまだ37km以上もあります。しっかりペースを考えないと、遅くてタイムアウトになってしまうか、急ぎ過ぎて早々に体力を使い果たしてリタイヤしてしまうことになります。

 50km最後尾もまばらになり、他の選手に追いつくたびに、しばらく一緒に話をしながら走ったり、お互い励ましあいながら関門突破を目指します。

 スタート時に真横から照らしていた太陽が真上にきています。晴天の冬の一日、葉を落とした木々の影、森中の日時計が時間はまだあるだいじょうぶと励ましてくれます。
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