雨に濡れる宗谷岬灯台に通じる坂道の写真
79)元旦宗谷岬ツーリング2009_2-5)
 丘に登る急斜面にも雪がありません。灯台の光が濡れた路面に反射して光っています。もしこのまま凍ってしまったら歩く事すら難しい、スタッドレスタイヤでも滑って登れない困った凍結路面になります。

 それは一見濡れているように見せかけて実は凍っているという状態で、黒く見える事から「ブラックアイスバーン」と呼ばれる凍結路面です。油断して近付く車両をことごとくやっつけてしまう怖い罠です。山沿いの住宅地等では生活道路がこのような状態になる事も珍しくありません。

 冬道の運転には、濡れているだけか?凍っているのか?路面を読んで罠を見抜く力が必要です。 実際には、濡れているか凍っているか、という単純な事では無く、気温零度前後の、凍り始めと融け始めを見極めるのが難しい時の判断が重要です。

 夜間は路面の光の反射具合で凍り始めが判りますが、日中は路面を読むのは難しく、午後には常にタイヤのグリップ感覚と気温に注意しながら運転します。
Q:この写真の路面はどの状態でしょう?
A)基本濡れているだけで、一部薄く凍結し初めている
B)基本凍結していて、タイヤが通る所だけ融けている
C)基本凍結していて、融雪剤の撒かれた所だけ融けている
D)基本融雪剤で融けていて、雪融け水で融雪剤が流された所だけ部分的に凍っている
E)単に濡れているだけ
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