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83)元旦宗谷岬ツーリング2010(その五)_100)
 深夜の露天風呂に行くと鹿が草を食んでいた、地熱で解けたあたりをしきりに前足で掘っている。 葉を落とした透明な森に鹿の吐息が沁みていく、雪明りに照らされたシルエットが美しい。 「一緒に入るべ!」と声を掛けると顔を上げて振り向くのが面白い
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