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83)元旦宗谷岬ツーリング2010(その七)_132)
 トラックはカーブで大きく減速します。続くバイクも対向車が滑ってふくらんで来る事も考えながら減速して通過します。 もしこの状況でカーブで対向車が滑ってきて衝突してしまったら、路面にスリップ跡は残りません。

 路肩やセンターラインすら判らない状況でバイクの順法を証明する術はありません。衝突して道路に倒れた所を後続車に轢かれてしまう危険や、救急車の到着は遅くなる事や、外で倒れて待っている間に低体温になる危険すらあります。

 冬道には夏では考えられない危険が潜んでいます。それらの危険は自ら考え、自ら策を講じ、自ら防ぐものです。そこに理想や理屈は通用しません。
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