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 宗谷岬公園の丘の上はパワーアップした海風が吹き付ける。おそらく一人でテントを設営出来る限界値と思われます。それと戦う事1時間半で野営準備完了。 

 ドーム温泉を上がって、稚内市内のバイク仲間の忘年会に顔を出すと、バイク雑誌の取材班一行が午後寄っていったらしく、風を避けてテントを張る場所として大岬港の防波堤下を教えたそうで、夜様子を見に行ってみると薪コンロを囲んで楽しそうに宴会をしていました。

 サポートカーに乗っていたのは20年来の知り合いのバイク乗りでした。話を聞くと様々なトラブルの末に辿り着いたそうで、それぞれに喜びと痛みを噛み締める旅だったようです。

 以前ミスターバイク誌に手紙を書いて誘き寄せた、雪中キャンプ企画「なましば」取材の旅を一緒にした時には、走れる面子が揃っていたので、とても楽しい旅になった思い出があります。 自分のバイクが二台揃って宗谷岬に並んでいるという通常ありえない状態に妙な感じがしたものです。

 バイクが売れない、バイク雑誌も売れない、ミスターバイク誌も今年休刊になってWebになりました。バイクは人生で自転車の次に手に入れる最初の機動力のはず、さらにその先の自動車も売れなくなっているという。しかし何の機動力も持たずに生きる事が普通になっては大変だ。公共交通機関が不便な地方は益々住みにくくなり、都市部への一極集中に拍車がかかる。限界集落が全滅し、中堅市町村までも人口減少が進めばその先には何が起きてくるのか?

 可能なら、まずは「自ら機動力を持つ」 それはエコな時代に逆行する考えかもしれないけど、自分はそう思います。
 
夜空を赤く染める大きな焚き火の写真 テントの下で一夜を明かすバイクたちの写真
なましば村の焚き火 なましば村の駐輪場
海を挟んで利尻島を背景に遊んでいる記念写真 日本最北端の碑の前で撮影した集合写真
オロロンラインにて 宗谷岬にて
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